花見日和
今度の週末は最高の花見日和になりそうである。午後には20度を越えた。風もなく、空がやや薄曇となる。

紫外線の心配もなく、花粉は飛ぶとの予報だが、風がないからそれ程ではないだろう。

今朝まで一二時間ごとに起きる窯たきだから、殆ど眠っていないと言うべきか。

娘が孫二人を連れて名古屋の宗教道場、最近は教会と読んでいるようだ。チャリティーバザーの準備である。

二年続けた役員もやめることができず、「今年も継続決定でいいですね」と孫が真似をするほどだから、一時は辞退したらしい。

今回のバザーはユニセフへ全額寄付するという良いことである。使い捨ての時代に、それらを行うことは良いことと思っている。

長年福祉を行ってきた私にすれば嬉しいが、先祖のまつりごととは違ったのが気に入らないことではある。

人様に迷惑を掛けるような団体なら、即辞めさせるが、大きな古い、大人しい団体となった今、正面切って反対派していない。

海外、国内共に外出の多かった私だから、趣味の盆栽も皆無になっていた。

昨日届いた盆栽誌に5ページの特集を組んでの私の記事。15年振りに戻ったことを歓迎されて、嬉しくもなった。

その中に、立派なケヤキの盆栽を作り続ける東京のご夫妻を見つけて、興奮した。

下降線の一途のこの世界にこれ程本腰を入れての秀作をつり出しているのを見て、私の心にむらむらと愛盆家の魂が戻るのを覚えた。

わらから作り出す50年ものの欅盆栽の見事さに感嘆した。