漁船の乗組員親子見つからず
衝突の詳しい事情が見えない。既に、双方の主張が食い違っている。

レーダー他設備十分のイージス艦が漁船の発見が遅れたのか、ゴースタンで速度を落とすことをしたというが、海運は過去に経験者の私の意見を言うならば、ゴースタンをかけると前進の速度は多少加減できるが、舵が効き難くなる筈である。

操船していた隊員の技術、経験にも問題がありそうだ。漁船の左右のランプを発見したことでも艦の答弁に納得できない部分がある。

ランプの色によって漁船の位置が分るのだが、どう方向に進んでいたとすれば、右に船影を見つけたほうが避けなければならない。

発見した距離も問題になる。本当のことを隠すとわかりにくくなるが、そのきらいは大である。

絶望視されている乗組員が、万一でも助かって欲しいと祈る。冬でも、海水温度は18度ちかくはあるはずである。

救命道具をつけていたかどうかでも結果は異なるであろう。