雨で肌寒い日
何故か私は雨は嫌いだ。勝手なもので暑い日が続くと「一雨欲しいな」と口にする癖にである。

昨夜、遅く帰宅したパパと下の男の子。同時に出かけたと思っていたら、置いていったらしく、私の顔を見て「ママいない」「Iちやんはママっ子だもんな」というと「そう、ママっ子」

一番可愛がる癖に、ここと言うときに置いてゆく。人様に迷惑になるからと言うが、可愛い子なら手放したくない筈。

若い親は都合で子供が愛せるのか。私は無器用で、辺り構わず全力投球してしまう。

「パパ大嫌い」「ぱぱなんか大嫌いだ」と大泣きしているのが聞こえる。

勝手口の戸にカギをしてこちらへ来られないようにしたことが原因らしい。

体調を崩している家内に気使いしてのパパらしい。「何かあったら、連れてきて」と言ってあるから、カギを開けて入るのは遠慮した。

庭の残材の片付けをすると意気込んでいた彼。良い休日にしてやれそうだ。

今日の雨は恵みの雨なのだろうか。新潟から帰る母娘の安全には気がかりの雨でもある。

天気にこれほど難癖付ける人も少ないだろう。勝手なものだ。

農家は田植えの時期に入る頃。この時期は雨が必要だ。自然は良くできているのか、人間が自然に合わせて生きてきたのか。

その自然が今危ない時に来ている。文句を言う前にもっと自然環境に感心を持つべき時なのかも知れない。