2012年11月の記事


寒い。寒い。


週末は天気、崩れるのかな? 寒い。寒い。



将軍吉宗と大岡越前はいつも善人として描かれていると思います。

それが、今回の小説では全くの「悪人」。
権力を握るためには殺人も行います。

これ、たんなる「お家騒動」ですね。
吉宗のイメージが壊れる小説、ただいま読んでます。
*「鬼の吉宗--将軍への黒い道--」(麻倉一矢)祥伝社ノン・ポシェット
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「盗っ人奉行」(上)(下)(角田喜久雄) 春陽文庫
盗っ人奉行とは、大岡越前のことだったのです。

奉行が、ある方の蔵から、事件の証拠品を盗み出します。

と、言っても、別にそれで犯人を逮捕するわけではありません。

奉行は辞職願いを出します。
将軍は、ご苦労であるがよろしく頼むと、
今度は寺社奉行を命じます。

町奉行は3千石の職。
寺社奉行は万石の職。

吉宗は、これからも越前に大きな仕事を頼むようです。

めでたし、めでたし。


この話は、吉宗の後の将軍を誰にするのか、
ここがポイントなのです。

ある人物が、自分の娘を将軍の母にしたいと願います。
娘さんは、奉公に出ていて、田安家の殿様・宗武(むねたけ)の目にとまりました。

田安家の殿様が将軍になれば、
娘が男子を産めば、・・・・。

さて、この人物、どんな手を使って、自分の娘を将軍の母にするのでしょうか。
果たしてうまくいくのでしょうか。

吉宗は、御三家のほかに御三卿を置きましたが、
その田安家がこの小説に絡んでいるようです。

*田安家⇒始祖は徳川宗武(むねたけ)(第8代将軍徳川吉宗の次男)
*(おまけ・清水家は9代将軍の次男が始祖)
*(〃・一橋家は吉宗の四男が始祖)

単純に言えば、長男を蹴落として、次男を将軍にしたいと考えた男がいた、と言えばいいのかも知れません。
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ワインかな? 日本酒かな?
安くて美味しい酒は
①日本酒?
②ワイン?

どっちかな?

なべが楽しい季節になりました。
さて、酒は何が美味しいですか?


今日は「鬼〇ろ〇」を3種類買ってきました。
大手の会社の「鬼〇ろ〇」と
関東の会社の「鬼〇ろ〇」と
清須(信長ゆかりの城)の会社の「鬼〇ろ〇」。

ワインは小さい白とハーフボトルの赤を買いました。

どれが鍋や、煮込みうどんに合う酒かな?
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「鬼の吉宗-将軍への黒い道-」
紀州家の四男棒。
吉宗は「3万石」の大名になり、
やがて紀州家の当主、大大名になった。

そして、さらに、将軍職を手に入れるために、
・・・。

この小説では、吉宗は「陰謀」によって
天下を執ったことになりそうです。

半分ほど読んだところです。
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「盗っ人奉行」を読んでいたら、
大岡越前や将軍吉宗が出てきたので
ちょっと寄り道です。

吉宗は、根来衆と組んで将軍になるようです。
話を全部読んだら、一言「感想」を書く予定です。

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二つの小説、同時進行(二冊を同時に)
で読んでいますが、
作者によって、8代将軍吉宗も、ずいぶん違う感じに描かれています。


①「鬼の吉宗--将軍への黒い道--」(麻倉一矢)祥伝社ノン・ポシェット

②「盗っ人奉行」(上)(下)(角田喜久雄) 春陽文庫
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「盗っ人奉行」(下)
こんにちは。
寒い日が続きますね。今年一番の冷え込みとか。
暖房(空調)入れてます。
電気代、高くなりそうです。

電気は各社、値上げとか。
灯油ヒーターに切り替えた方がとくか?
効率のよい新型の空調に変えるか?

困ったことです。

寒いので、外出も最小限に。
カメラを持つのも・・・・。
と言うわけで、朝顔、散歩、どちらも進展なしです。

「盗っ人奉行」は下巻に入りました。
大岡越前も登場。
連続殺人事件はとんでもない「大事件」のようです。

もう少し書きたいのですが、どうでしょうか。

あまり書くと、読む楽しみが減ると思うのですが、
「殺人」の犯人と、黒幕の関係がはっきりしてきたら、
少し書けると思います。

かなり上のほうの人も巻き込んだ「大事件」です。
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「盗っ人奉行」(上)角田喜久雄 春陽文庫
「盗っ人奉行」(上)角田喜久雄 春陽文庫
http://www.shun-yo-do.co.jp/books/ISBN4-394-10216-2.html
↑ここに、簡単な筋が載っています。

連続殺人事件です。

南町奉行所鬼同心水木半九郎と宗匠頭巾の花心亭玄斎の二人が主人公のようです。

長いですね。まだ(上)の5分の2(2/5)くらいです。

とても読みやすいのですが、
事件が起きてから、なかなか解決編に行かないです。
さて、どんな活躍があるのか?

まだ(上)の途中です。がんばります。
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「八丁堀の火事」(佐伯泰英)「鷹姫さま」(諸田玲子)「北アルプス爺ケ岳の惨劇」(林太郎)
①「八丁堀の火事」     (佐伯泰英)
②「鷹姫さま」       (諸田玲子)
③「北アルプス爺ケ岳の惨劇」(林太郎)

①「八丁堀の火事」鎌倉河岸捕物控<十六の巻>角川春樹事務所
与力の須藤家から出火しました。

八丁堀の与力が不始末、奉行の進退に影響しそうです。
そこで、この事件を「もみ消す」ために、主人公たちは奮闘します。
勿論、事件は(出火の原因などは)闇の中に隠されました。
そして
奉行様、首になることなく、無事終了。

役人による「隠ぺい工作」のお話です。
といってしまうと、実にくだらないお話ですが、
相談事を引き受けるのが主人公たちの「仕事」。
無事、役目を終えたわけです。
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②「鷹姫さま」(諸田玲子)新潮文庫
幕府隠密のお鳥見役の話です。
鷹狩は各地の状況を視察します。

お鳥見役は隠密です。
鷹を探しに、狩場の様子を視察に・・・・。
実は、各藩の様子などを秘密裏に探ります。
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③「北アルプス爺ケ岳の惨劇」(林太郎)
ISBN4-396-32506-1 祥伝社 ノン・ポシェット
この話、
偶然と言うか、そんなつながりがあるのか?
と言いたくなるくらい、不思議な(不可解な)事件解明の話です。
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いろいろ(時代劇、現代の推理もの)読んでいますが、
時代劇、推理もの、何回読んでも楽しい作品も多くありますね。
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イチョウの葉がきれいな時期です。


イチョウの葉がきれいな時期です。
勿論、紅葉も。
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「盗っ人奉行」(上)春陽文庫
話がどんどん進むので(快適に進んでいくので)
読みやすいのですが、
(上)(下)二冊です。

終わるのはいつかなあ・・・。


近くの学校のサクラがきれいでした。

イチジクが実を付けているのですが、なんか変です。
画像は「散歩」に載せました。


イチジクが紅葉?
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「鷹姫さま」新潮文庫 ISBN978-4-10-119426-4
鷹狩が好きな姫様(旗本の姫様)と、御家人の久太郎の物語のようです。

身分が違うので(家の格がつりあいません)、
二人が出会う機会は少ないはずですが、
もう、二・三度、出会っています。

さて、この二人は恋仲におちいるのでしょうか?

興味シンシン。
242ページまで読みました(三分の二くらいでしょうか)。


シリーズ文庫第三弾

お鳥見役で雑司ケ谷に暮らす矢島家が舞台のホームドラマみたいな感だそうです。
① お鳥見女房
② 蛍の行方―お鳥見女房
③ 鷹姫さま―お鳥見女房
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にちようび
紅葉、もう少し先のお休みまで持つかな?




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気ままな読書
気ままな読書

①「燕岳殺人の暦」梓林太郎 日文文庫
②「北アルプス爺ケ岳の惨劇」 〃 祥伝社
③「八丁堀の火事」佐伯泰英 角川春樹事務所
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①今まで読んだ梓さんの作品とはちょっと違う感じの作品です。
②読みかけです。もう少しお待ちください。
③面白そうです。今34ページです。話はこれからです。
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ぶらり・・・。
今日(火曜日)は、公園の紅葉をたのしみました。
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「密命居合剣」
ISBN4-05-900356-5

「吉原用心棒 密命居合剣」永井義男 学研M文庫

蔭山半十郎は齢四十一で隠居。
藩のお家騒動に巻き込まれ、引退です。

四年間、長屋で、ひとり暮らしをしていました。

旧知の渡辺崋山が尋ねてきました。

半十郎の腕を見込んで、
吉原の妓楼の用心棒を頼みたいというのです。

だがそれは口実。本当は吉原に潜入し、
遊女を探し出して欲しいという『密命』でした。
詳しくは⇒http://hon.gakken.jp/book/1390035600

用心棒になり、いろいろ吉原をみて回ります。
吉原の様子が書かれています。

参考文献がたくさん並んでいます(巻末)。

話はとんとんと進んで、
調査が進み、
女性の消息がわかり、めでたしめでたし。

藩からは、もう一度奉公しないかと打診がありましたが、
この暮らし(吉原の用心棒)も悪くは無いと言って
帰参せず、主人公は隠居(用心棒)暮らしを続けます。

本当は、武士の世界の「お家騒動」や権力争いに
愛想を尽かしたのかも知れません。

という訳で、
なんだか「続編」もありますよ、
と言われているような感じです。

あるのかな?
検索⇒ありました。
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「吉原用心棒 身請け舟」永井義男
作品内容
吉原妓楼の用心棒で元武士・蔭山半十郎は、
花魁・沢波の護衛を頼まれた。

決まった身請けに言い掛かりをつける元客の武士から、
沢波を守って欲しいというのだ。
苦界吉原を出て豪農に嫁ぐ幸運な沢波。
だが、その沢波にも隠された事情がありそうで……。
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こんな解説がありました。

シリーズもののようです。
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「吉原 用心棒 密命居合剣」
「吉原用心棒 密命居合剣」永井義男 学研M文庫

最近、吉原(廓)で怪事件が起きています。
そこで、用心棒を雇うことになりました。

この用心棒、居合いの達人です。
実際に人を(居合いで)殺傷したことは無いようです。

貧乏暮らし(寺子屋の師匠)をしていましたが、
用心棒になり、住まいも食事(3食)も心配なくなりました。

住まいは吉原の町(おはぐろどぶの内)ですが、
6畳一間の貧乏長屋です。
でも、前は4.5畳でしたから、ちょっと出世(?)。

用心棒になったとたんに、事件発生。
雇い主を襲った2人組を追い払いました。
吉原(廓)ではうわさに尾ひれがつき、ちょっとした有名人です。

この用心棒は「密命」を受けています。
浪人する前の付き合いの人から、仕事を頼まれました。
ある女性を探し出すことです。

もし、まだ、廓にいるのが分かったら、
「救出」する仕事です。

吉原では刀を持つことはご法度。
武士も大小刀を店に預け、廓に上がります。
でも、この用心棒(主人公)は警備の都合上ということで
脇差を1本、(目立たぬよう)持つことを許されています。

さて、どんな活躍をするのでしょうか。
今、5分の2くらいです。
続き、これから、読みます。
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伝言板


「今日は うすら寒いので のんびり過ごします。」
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「忍びの旗」 愛か任務か――甲賀者の苦悩
「忍びの旗」池波正太郎 新潮文庫 



甲賀忍者・上田源五郎は、亡父の敵とは知らず、その娘を愛してしまったのです。

敵である義父と不思議な親子の生活が始まります。

お互いに忍者であることがわかった後も、
義理の親子の生活は続きます。

豊臣軍が小田原を包囲し、支城を次々と落とします。
主人公(甲賀忍者・上田源五郎)がいる城(武蔵野国の支城)ももうじき落ちます。

このとき、
義父は、城を出て小田原へ向かいます。
篭城する小田原城の殿様、家来どもに、華々しい戦いを見せるつもりです。
戦いに勝ち、局面(講和の条件)を有利にしようという腹です。

甲賀(豊臣・徳川側)からの義父を殺せという指令が来ました。

主人公、困りました。
「任務」をとるか、
裏切り、妻やその父の命を守るのか。
義父を殺さずにすむ方法は無いのか?

いろいろ考えて、主人公はある行動に出ます。

この後は、書かないほうがいいですね。
ぜひ、手にとって、読んでください。

http://www.shinchosha.co.jp/book/115619/
簡単な解説は(↑)ここにあります。

http://loungecafe2004.com/novels/2005/07/25-163408.php
こっちはかなり詳しいです。
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徳川が天下をとった裏には、情報戦の勝利があるらしい(受け売り・出展不明)。
この小説を読むと、情報網なしには戦ができないことがわかる。

10年、20年かけて作ったスパイ組織も、
一仕事終わったら解体ということもあるだろう。

この小説の主人公は、忍者の子どもだ。
甲賀の里が、一族の統率力を失い、
戦国大名に、個別に、雇われていく過程を描いているようにも思えました。
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面白い本です。
「忍びの旗」池波正太郎 新潮文庫

昨夜は、
「忍びの旗」を読みながら寝ました。

忍者の話です。徳川家康、豊臣秀吉の時代です。
これから小田原攻めが始まります。

主人公は、忍びの者であることを隠して、
主人に仕えます。
しかし、この主人、昔は忍びだったのです。

元忍びの主と、忍びの家来。
しかし、今のところ、お互いに相手が忍びだと知らないようです。

主人はある殿様に仕えていますが、
どうやら合戦では勝ち目はなく(小田原側)、
滅びる運命です。

主人公の忍びは、主人の娘と結婚。
主人から、滅びるときは、息子、娘(主人公の妻)と
共に落ち延びろ、と命令されます。

さて、合戦はどうなるのでしょうか。
これから 続きを読みます。
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(つづき)
大変です。
主人が、過去に戦って殺した忍者の顔を思い出しました。
その顔が、家来(主人公)にそっくりなのです。
主人は、その二人が親子であることに気づきました。

さて、気づいた主人、
娘の婿をどうするのでしょうか?

これから読みます。
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「忍びの旗」池波正太郎 新潮文庫
今夜は、これかな。

気になる本。
「忠臣蔵99の謎」PHP文庫

さて、今夜はどうなるかな?
寝てしまいそうですが・・・。
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「麦屋町昼下がり」 遠藤周平 文春文庫
「麦屋町昼下がり」 遠藤周平 文春文庫
文句なしの面白さ四編。

お勧め。

前にも書きましたが、面白いです。また、読んでいます。

女性が個性的、能動的で、さわやかです。

「麦屋町昼下がり」
悪女も出てきました。
この女は刀を持った義父に追われて逃げます。
通りかかった主人公は
この女の義父を切り殺してしまいました
(大事件です。貧乏侍が、藩の重責にある人を
 切り殺してしまったのです)。

女は義父に手篭めにされそうになったと主人公に言います
(本当はなんだか違うようです)。

この女の夫から見ると、主人公は「親の仇」。

夫は、藩で(殿様の前で)試合をすれば、
一番という腕前。

この男が、妻女と密会の相手とを切り殺し、
町人も、
駆けつけた徒目付け2名をも惨殺。茶屋に立て篭もっている。

そこに主人公登場。追っ手(逮捕・切り殺し役)に指名される。
結末は、誰もが予想する通り、円満解決。

剣は強いが、ちょっとかわいそうな男と、
敵討ちとなれば負けるのが分かっている男と、
二人の人生はちょっと複雑な感じです。
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政府の「再発防止策」は無効なのでは?
立冬
冬の気配が初めて感じられるようになる時期。
 暦のうえでの冬の始まり。



エレベーターで人の命が奪われた

ツアー(中国・万里の長城)で死亡。

エレベータ会社は最近死亡事故を起こした会社。
ツアー会社は北海道で死亡事故(遭難・低体温症)を起こした会社。営業停止になった。

再発防止策をとったのだろうか。

死亡事故があっても、また営業をし、また死亡事故。
こんなことでいいのか。

高速道路の死亡事故もあった。
再度、同じ会社が事故を起こすことは無いのか?心配だ。



11月は山登り、装備品が増え、体力勝負となる。
雨具と雪対策と両方必要だから、荷物が増える。
雨に当たれば(冷えたら)大事故につながる。
雪になれば、体が寒さに慣れていないので、急激に疲労。
11月3日を過ぎたら、冬山だと思わなくてはいけない。

北京は東京より寒い。薄着で、本当に寒かったと思う。
同じ事故が繰り返されないようにと願う。



明日は立冬だという。
旧暦 9/24 立冬。

山茶始めて開く  つばき はじめてひらく
山茶始開     山茶花が咲き始める

(中国)水始氷  水が凍り始める
         本当にそうだ。
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楓蔦黄ばむ [もみじつた きばむ]   
楓蔦黄ばむ [もみじつた きばむ]   
旧暦 9/19 丁卯 (ひのとう、ていぼう)月齢 17.6
霜降末候 54候 2012.11.02

楓蔦黄ばむ [もみじつた きばむ]   

そんな気がします.
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