2012年10月の記事


松平右近事件帳
「はぐれ鳥の唄」松平右近事件帳(二)
時代小説文庫70 郡 順史 富士見書房

(↓)表紙です。

『松平右近事件帳』(まつだいらうこんじけんちょう)は、日本テレビ系で放送された時代劇シリーズ。
十一代将軍・徳川家斉の実弟にあたる松平右近が、浮世小路の医師・藪太郎として市中で暮らしながら江戸の町にはびこる悪を倒していく痛快時代劇。放送は1982年3月28日から1983年3月20日まで全51話。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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「はぐれ鳥の唄」松平右近事件帳(二)
今日は朝顔、散歩、共に更新(画像)、ありません。

10/27 (辛かのと酉とり) 旧暦 9/13 月齢 11.6 十三夜


気ままな読書
「はぐれ鳥の唄」松平右近事件帳(二)
時代小説文庫70 郡 順史 富士見書房


テレビのシナリオを小説にしたものです。
松平右近。普段は町医者です。
奉行所から検視(検死)の仕事を頼まれ、その収入で生活しています(結構もらっているようです)。

収められているのは6編。 
どれも、分かりやすい筋なので、肩もこらず、
楽しく読めます。

ただし、すべてハッピーエンドになるわけではなく、
悲しく死んでいく人も出てきました。

事件(話)の最後に、三つ葉葵の紋のついた衣装で登場。
名乗りをあげ(松平右近)、将軍家につながる者であることを明かすと、
相手(悪人の親玉)は、「切り捨てろ」と家来や浪人たちに命令し、
切りあいになり、悪人は成敗されて、終了。

実に分かりやすい話の筋です。
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コスモス



今日の朝顔の写真はありません。
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のんびり読書

西村京太郎作品
①「十津川警部 湘南アイデンティティ」小学館文庫 に16-4
②「十津川警部 捜査行 古都に殺意の風が吹く」双葉文庫 に01-31

①長編です。
 ある女性が探偵役です。
 この女性、かなり危険な目にあいますが、犯人にたどり着きます。
 復讐を考えているのですが、「私刑」は犯罪です。
 十津川警部は、どう解決するのか。

②「古都に殺意の風が吹く」
5つの作品が入っています。
 1.冬の殺人(京都)
 2.雪の石塀小路に死ぬ(京都)
 3.琵琶湖周遊殺人事件(滋賀)
 4.列車プラス・ワンの殺人(大阪)
 5.振り子電車殺人事件(南紀白浜)

2.「雪の石塀小路に死ぬ(京都)」
 この作品、「湘南アイデンティティ」に似ています。
 主人公(?)は敵討ちをしようとして、殺されてしまいました。
 雪の降る京都が舞台です。
 誰が犯人か。主人公(?)に代わって、十津川警部が捜査をします。
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ウサギのパズル(9分割)は22秒でした。
まあまあかな。
土曜日、晴れますように。
いいこと ありますように。
バラの写真を撮りたいと思います。
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伝言板
このごろ、伝言板を見かけません。
久しぶりに、見たのでパチリ。


色チョーク(数色)が置いてありました。
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種 大きくなあれ。
種…⇒朝顔日記 
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おはようございます。
いつも(朝顔へのご声援)、ありがとうございます。

今朝も元気に咲いています。

つぼみも開き始めています。明日も楽しめそうです。
そろそろ11月。
種の記録も残そうと思います。

今日もいいことありますように。
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短編が4つ。「麦屋町昼下がり」藤沢周平 文春文庫 ふ1-26 
「麦屋町昼下がり」藤沢周平 文春文庫 ふ1-26
ISBN4-16-719226-8
*
4つの作品が収められています。

主人公の男性が(藩の仕事などを)がんばって、
女性と仲良くなって、
めでたしめでたしとなる作品もあります。

女性が主人公で、
男性の方は、出世ができず、
家庭としては、女性のほうがしっかり者の作品もありました。

江戸時代の女性の姿が描かれていました。

説明(解説)の部分がやや多いので、
活字がびっしり詰まった感じのページもあります。

あまり硬く考えないで、結末がどうなるのかな・・・・
と思って読んでみてください。

①「麦屋町昼下がり」
②「三ノ丸広場下城どき」
③「山姥橋夜五つ」
④「榎屋敷宵の春月」
どれも題名に「時刻」を思わせる言葉が入っていました。

藤沢周平: 麦屋町昼下がり
作品紹介⇒ こちらにあらすじが載っています。⇒ 
http://loungecafe2004.com/novels/2005/12/05-110414.php
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「江戸の文」傑作時代小説 や01-24 山手樹一郎 ISBN4-8078-0215-1
小さい朝顔です。


面白い本
「江戸の文」傑作時代小説 や01-24 山手樹一郎 ISBN4-8078-0215-1
短編が10、収められています。
最後が「悲しい場面」で終わる作品もありますが、
多くの話が「ハッピーエンド」(男女が楽しく暮らせそう)です。

主人公が男性で、女性が出てきて、二人の仲が深まり、
幸せになるという話が多いので楽しく読めます。



推理小説
「五能線の女」西村京太郎 新潮文庫 に5-21
ISBN978-4-10-128521-4
再び登場。
古い時刻表(2005年11月以前・1999年から2005年までの夏季限定)が必要ですね。
地図もあると良いと思います。

*『五能線の女』
2006年12月16日、
テレビ朝日の『西村京太郎トラベルミステリー』シリーズで映像化された。
放送された時点ではすでに〇〇ダイヤでの運転はしていなかったので、
番組の最後でその旨の字幕が表示された。
(* http://ja.wikipedia.org/wiki/ から引用)
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足跡を巡っていたら・・・
ある方のブログで、
決算(予算)書の単位、「これ単位は円ですよね」の話題が載っていました。
「100年後の(金額の)単位はアジアーロかな」という書き込みをした後だったので、(そのつながりの気分で書いてしまい)ついつい、長い話となりました。すみません。

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もし時間があったら ⇒ http://www.romi-nakano.jp/100people/
いかがでしょうか。


先日、ある会の「国境問題」の学習会に参加しました。

世界の人口の三分の一が「中国+インド」だという話が出て、
今後はアジアの発言権強くなるのかな?

アフリカと、南アメリカも、今後経済成長が期待できる地域かな、
などなど、話が進みました。

100人の村・未来編は無いでしょうか?
100年後の100人の村はどんなか、
予測できるのでしょうか。

探してみようと思います。
無ければ、皆で作るしかないかな?

以前にも、コピーを載せましたが、今回も、100人版と1000人版(2編)、載せました。

もし、アジアが共同体をつくり、アジア地区の国境が無くなれば、
すばらしいエネルギーのある共同体が生まれると思います。

そのとき、日本がリーダーシップを執れる国であることを願います。

明日も、いいことがありますように。
世界の子どもたちの笑顔が輝きますように。
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3つ(3姉妹?)咲いたのですが、重なってしまいます。
3つの一番上の花は、朝顔日記に載せました。
  
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「祖谷・淡路 殺意の旅」西村京太郎 新潮文庫 に5-9
本日、朝顔、散歩、どちらも更新(新規書き込み)ありません。
推理小説は相変わらず楽しく読んでいます。
  ■

(いや・あわじ) 
「祖谷・淡路 殺意の旅」西村京太郎 新潮文庫 に5-9
ISBN4-10-128509-8

冒頭、土讃線・阿波池田駅が出てきます。
(最初の舞台は)徳島の祖谷です。

探偵橋本(元警察官・退職)はタクシーに乗り
「祖谷(いや)のKホテルへ行ってくれ」と告げます。
ここで、依頼人から預かった500万円を女性に渡します。

東京に帰ろうとしたら警察がきました。
橋本探偵の容疑は「殺人」です。
あの女性が殺されました。

かつての部下(橋本探偵)に掛けられた容疑を晴らすため、
十津川はその仕掛け人を追います。

おなじみの亀井さんも登場して、
犯人を追い詰め(今回は逮捕)、見事(事件)解決です。

最後の(逮捕の)舞台は、四国・淡路島の洲本温泉。

「祖谷(いや)」で始まり、淡路島で終わるので
「祖谷・淡路 ・・・」とタイトルがついたようです。
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二人の恋物語 めでたし、めでたし。


   ★

昨日の読書=「家康の靴」和久田正明 徳間書店 わ12-7
 
「はぐれ十左御用帳 家康の靴」です。
ISBN978-19-892999-2

先日の「はぐれ十左御用帳 狐の穴」と同じシリーズものです。
主人公は北町奉行所の隠密廻り同心 鏑木(かぶらき) 十左(じゅうざ)。
今回は「左遷」(降格)で牢屋の同心になりました。

でも、今回も、老中・松平定信の命を受け、事件の探索をしているようです。

一人の小悪党(盗人)がわざと捕まり、牢屋に入ります。
この盗人、隠密同心の手引きで、脱獄します。

江戸城の蔵の中に、徳川家康の「靴」があります。
この「靴」が盗まれたのです。
2人組の盗賊のうち、一人は追っ手に切られ、捕まります。
一人は逃げて、「安全地帯」の牢屋へ逃げ込んだのです。

この二人組の盗賊に盗みを唆した「大物」がいます。

隠密同心は、わざと「降格」で牢屋の番人になり、
取調べの機会を使い、脱獄を唆したのです。
牢を出て、裏で動いている「大物」のところへ行くのではないか。
関係者ををあぶりだすためです。

逃げた盗賊は「金儲け」のため、
「靴」を高く売りつけます。
「千両」と値をつけ売り込みます。

しかし、ばっさり切られてしまってはかなわないので、
「靴」はある人に預け、交渉に行きます。

預かった人は(脱獄を知らないので)捕まったのではもう取りにこないだろうと思い、
質屋に持ち込みます。

質屋は一分二朱で買い取りますが、(持ち込んだ人が)利息を払わないので売り払いました。

買った人は「お旗本の尾花新十郎」。


家康の靴は、家康が西洋人から入手した革靴のようです。
家宝とも言うべき「お宝」を盗まれたら責任者は「首がとぶ」ことになります。

なんとしても取り戻さなくてはいけません。

盗みをウラで操ったグループは「責任者の失脚」と同時に金儲けを狙っているのでしょうか。

どうやら、武家の世界の、
それも江戸城の中の「偉い人たち」の間の抗争のようです。

どんな結末になるのか、・・・・。
と思って読んでいると、美しい(剣術使いの)女性が登場。
隠密同心を助けて働きます。

話は、二人の恋物語と変わり、最後は(悪党相手に)二人が剣を振るい、大活躍。
めでたし、めでたし。
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「はぐれ十左御用帳 狐の穴」 和久田正明 徳間書店

     朝顔、小ぶりのものが咲きました。
      写真、載せました。




今日の読書(乱読)は「はぐれ十左御用帳 狐の穴」です。

作者 和久田正明 徳間書店 329ページ ISBN978- 4-19-892699-1

事件は浅草寺界隈で起きました。
老女殺しです。

この女性、恵まれない子どもたちを見ると、
ついつい、自分の子どもと同じに思い、
優しく(厳しく)声をかけます。

茶屋で休んでいるときに、刺殺されました。

犯人を捕まえようと動き出した北町奉行所の隠密廻り同心、
鏑木十左が主人公です。

彼女の遺品から、
三十五年前に起きた「とんでもない」「許せない」事件を知りました。


隠密同心。
役所の中では「窓際族」「左遷組」です。

しかし、本当は「隠密」。
老中・松平定信の命を受け、
十左は事件の探索を始めました。


後に大物が居るからいろいろ活躍できる、
という設定ですが、
作品の中で
本人は、老中の力を借りなくても真実を追究します。
「犯人」を追い詰め、制裁を加えます。

『凄く強い男』という設定です。
が、
本当は女性にうぶで、「優しい男」かな?
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「卒業 雪月花殺人ゲーム」
講談社文庫 「卒業 雪月花殺人ゲーム」ひ17-2
    ISBN4-06-184440-7

大学生が登場。事件が起きます。その解決を「3月」(卒業)までに済ませたい。
そんな気持ちが、「卒業」というタイトルになったのか?
それとも、子どもの世界から、大人の世界へ行く(卒業)ことなのか?

殺人事件か、それとも、自殺か?
密室で死体が発見されました。

だれかが、死の前後に、入室したようなのです。
それでは他殺か?

浸入経路が分かりません。

お茶会で事件が発生しました。
殺人事件です。
飲んだお茶に毒が入って居たようです。

2つの殺人(もしかしたら自殺)事件、
これは関係があるようですが、犯人が分かりません。

「卒業 雪月花殺人ゲーム」の「せつげっか」(雪月花)は茶道の心得がある人にはわかるようです。


雪月花(ゆき・つき・はな)と思ったので、
殺人現場に『雪』の掛け軸とか、
次の事件では『月』の色紙とか・・・・。
何か、手がかりが残っていたのか? 

と思ったのでが、まったく違っていました。
茶会で
「雪」「月」「花」「一」「二」「三」の札が使われるようです。
「雪月花の日」「11月2日」という言葉が出てきます。
事件は11月に起きて、
卒業式前に終わるというわけです。

大学にはいくつもの「部活」「クラブ」があり、
(小説の)舞台となる国立T大学のクラブがいくつか出てきます。
また、T大学にはたくさんの研究室があり、
いろいろな専門知識(技術)を持った人もいます。

この辺がヒントです。
殺人(自殺?)事件の謎とき、お楽しみください。

本日は、ここまでです。おやすみなさい。
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白、半分開いているようです。
日曜日の午後。3時すぎ。
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昨日、外出(役所へ)。
その帰りにちょっと寄り道。

生ビール、2杯。ご馳走様でした。



きままな読書

講談社文庫
①「放課後」ひ17-1
    ISBN4-06-184251-x

②「卒業 雪月花殺人ゲーム」ひ17-2
    ISBN4-06-184440-7

①「放課後」は女子(名門)高校に勤める男性が主人公です。
 主人公は、何度も命を狙われます。
 校長に「警察に連絡します」と言うと、校長から「待て。届けるな」といわれ、
 もう一回あったら、警察に連絡することにしました。

 勤務先の女子高内で殺人事件が発生。教師が殺害されます。
 「密室殺人事件」です。
 主人公は密室殺人の謎を解こうと推理します。

 女子高で運動会の後、仮装行列が行われました。
 この最中にまた殺人事件(教師が死亡)が発生しました。
 この殺人は私を狙ったのではないか。
 仮装行列で、入れ替わって、仮装を盛り上げようとしたのだが
 (ピエロの役とこじきの役を入れ替わった)
 犯人は間違えて入れ替わった教師を殺害(毒殺)してしまったのではないか。
 狙われたのは私ではないのか。
 またまた推理します。

 密室の謎も、運動会後(仮装行列)の殺人の犯人も分かりました。

 ドラマはこの後です。一件落着のはずが、最後の最後でどんでん返し。
 主人公は大変な事故に巻き込まれてしまいます。
 *ここの部分は書けません。ぜひ、ご自分で「どんでん返し」を楽しんでください。
  どんでん返しの「伏線」は途中に(所々に)ちらり、チラリと出てきます。
  ぜひ、結末を予想しながら、お読みください。

②「卒業」は大学が舞台。
 少し読み始めました。読み終わるのは明日でしょう。
 あらすじ・感想は後日、書きます。
 では、おやすみなさい。
 本を片手に寝るのですが、どこまで読み進めるか、自信はありません。 
 寝てしまいそうなので・・・。おやすみなさい。
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ミス
日記が一部消えてしまった。
復活方法が分からない。

 
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10月4日(木曜日)
10月4日(木曜日)
 旧8/19 つちのえいぬ 里親デー
       月めくりのカレンダーはあと3枚。
10月4日は年始から277日目(閏年では278日目)で、
年末まであと88日だそうです。
3ヵ月後はお正月です。
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さんま
秋なので一匹。98円でした。
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秋。寒くなるかな? 明日は 水始めて涸る( みず はじめてかるる )    
秋分(黄経180度 2012年9月22日)が過ぎました。
         (彼岸中日)

 初候 46候 12年 9月22日 雷乃ち声を収む    
         かみなりすなわち こえをおさむ
 次候 47候 12年 9月28日 虫かくれて戸をふさぐ
         むしかくれて とをふさぐ

明日は
 末候 48候 12年10月 3日 水始めて涸る     
         みず はじめてかるる

10月8日は 寒露 (黄経195度)
  寒さが増し、
  草木に降りる露が冷たく感じられるようになる時期
  (初候 鴻雁来る こうがん きたる )


七十二候(ウィキペディアから)
秋分
 初候  雷乃収声  雷が鳴り響かなくなる
 次候  蟄虫坏戸   虫が土中に掘った穴をふさぐ
 末候  水始涸    田畑の水を干し始める
寒露
 初候  鴻雁来    雁が飛来し始める

諸説あるようですので、
自分にあった暦を見つけるのも良いかと思います。
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「足抜 吉原裏同心(二)」光文社文庫 佐伯泰英 さ18-7
「足抜 吉原裏同心(二)」光文社文庫 佐伯泰英 さ18-7

主人公は元サムライ。
好きな人が、借金の都合で(心にない男と)結婚した。
その好きな人を(結婚2年後に)さらって(手に手をとって)
出奔。

奥方を盗まれたとあっては、家としても、藩としても許せない。
追っ手がかかる。

二人は逃げる。
その間に、(追っ手を)何人も返り討ちにした。

そんな二人が主人公役。

この二人、今は吉原(廓)の用心棒と(おいらんの)塾の先生。

この用心棒が剣豪。強い。
ウラ同心と名乗るが、どうやら役人ではなく用心棒。
夫婦に長屋を世話して、25両で契約成立。



吉原から花魁が抜け出した。
その脱出方法は?
なぜ、抜け出したのか?
手引きは誰が?
行き先は?

これが「奇想天外」というか、
(脱出方法はだんだん分かるが)
さるお方が絡んでいるという大変なお話。
本当だったら、徳川幕府の世も終わりかな?

何も(あらすじ、感想)書いてない感じですが、
廓の揚がりで生活をしている人生とは、どんなものなのか。
不思議な生活です。
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10月1日 晴れ
10月1日(月曜日)
きのとひつじ 旧暦8月16日 大潮
 ころもがえ。赤い羽根。中国国慶節(1949年建国)。国際高齢者の日。



* * *
「身代わり右近」三宅登茂子 廣済堂文庫 み-10-1

案内を読むと

三代将軍、家光の頃のお話。
公儀隠密が、なんと密書を持ったまま死亡。
密書の始末もせず、身を隠すこともなく死亡とは?
本当に公儀隠密なの?

この死んだ隠密に「そっくりさん」の
これといってとりえの無い武士を
(偽者を)
信綱(後の老中・松平)の元へ送るというむちゃくちゃな話。

さて、どんな話なのか?
これから読みます。

 ★

もし、これが劇場映画だったら、
終了後、銀幕に向かって拍手していると思います。

とてもいい結末です。

 ★

「公儀隠密が密書を持ったまま死亡」なんてあるはずがありません。
それがこの話の面白いところです。

幕府や、藩の重臣たちが、いろいろ駆け引きをします。
その中で、主人公は不思議な体験をします。

剣術も、鉄砲(火縄銃)の扱いも一流になりました。

そして、隠密の仕事も見事にやり遂げました。

そして、かわいらしい奥さんとも出会います。
めでたし、めでたし。

あらすじにも、感想にもなっていませんが、
面白い本でしたよ、と言うのが感想です。

映画になったら劇場で見たい作品でした。
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