2012年09月の記事


『幾世の橋」澤田ふじ子 新潮文庫
700ページ+アルファ(で文字が小さめ)の本でしたが、
無事、読み終わりました。
京都の下町の庶民の生活を描いた本です。


ISBN4-10-121015-2
新潮文庫 さ22-5

京の裏長屋に住む重松、10歳。
悪がきですが、利発で父親思い。

父親の仕事を助けたり、給金がもらえる奉公先を考えたり・・・。

植木職人(庭師)に弟子入りしましたが、師匠は心中してしまいました。
好きあっていたのですが、相手に結婚話があり、
ノンベーで評判の悪かった師匠は、
結婚を申し込んでも実らないと思い、
でも、
あきらめきれず心中を選びました。

師匠の教えも、
その師匠が残した書き物も凄い。

主人公重松は腕を上げます。

この主人公の周りに、たくさんの人が登場。
それぞれの人生が描かれます。

結末は、ちょっと悲しいのですが、
主人公の重松、この後幸せになるのでしょうか。

書かれていませんので、想像するしかありません。
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「白い鬼」(池波正太郎)
剣客商売五
「白い鬼」(池波正太郎) 新潮文庫

短編が7つ収まっています。

そのうちの一番目 「白い鬼」p.7-

凶暴な性格の人が、剣豪になったら、・・・。
とても大変な話でした。
こんなことは現実ではお断りです。
ちょっと、お勧めの話という感じではありません。
※テレビドラマには向きません。
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台風(No.17)接近中
9月28日(金曜日)
  旧暦 7月13日 みずのえたつ(壬辰)
  (日曜日は十五夜)台風がそれますように。

★追記
台風の予想進路(気象協会)を見たら、
日本列島を狙っているかのようです。

天気予報が外れて、南のほうへずれますように。
お願いします。

 ★ ★

「幾世の橋」 澤田ふじ子 新潮文庫さ22-5
無事、弟子入り。
師匠がいろいろ問題を起こす人らしく、評判が悪い。

この師匠、庭をいろいろ見て、また古い絵図を見て庭の変遷も頭の中に叩き込んであります。

なかなかの師匠。でも、お屋敷によっては「出入り禁止」、(店に)仕事がきても、留守番。

主人公は、そんな師匠と庭の手入れをしています。

   ★
師匠、心中してしまいました。
恋焦がれていた人が居たんですね。

主人公の友達は刀を研ぐ勉強中です。
父親は町の人たちの刃物を研いでいましたが、
その子どもは(主人公の友人は)武家の刀を研いで居ます。

どうやら、この二人
(植木職人の見習いと、刀とぎの見習い)が
この話の中心人物のようです。
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台風17号 沖縄の南を北上
大型で非常に強い台風17号が 沖縄の南を北上しているとのこと。

コースがどうなるのかまだ分かりませんが、
史上稀にみる大型台風のようです。

被害が出ませんように。
南の方を静かに移動してくれますように。
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木曜日 朝


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「幾世の橋」新潮文庫
また、続きを読みます。
主人公は庭師になるようですが、どんな庭師なのか?

主人公「重松」、さて、どんな人生なのかな?

両親がなくなり、近所の方が育ててくれるのですが、
どんな人生になるのでしょう。
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NIKKEI TIGER 検索したら⇒
貨物船と漁船が衝突。

貨物船を「パナマ船籍」と報道(NHKラジオ)している。
しかし、おかしい。

ttp://www.tamaiship.co.jp/services/fleet.html

ここを見たら 玉井商船株式会社が出てくる。
 ★
NIKKEI TIGER
撒積船
BULK CARRIER 45,363 1997 北米/日本
USA/
JAPAN 穀物類他
GRAIN &
OTHERS
 ★
と出てくる。

船長は日本人。

なんだか騙された感じだ。
東京港区に本社があるのだから
「パナマ船籍・本社東京」と報道すべきだ。
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「父子十手捕物日記 門出の陽射し」鈴木栄治 徳間文庫
「父子十手捕物日記 門出の陽射し」鈴木栄治 徳間文庫
ISBN978-4-19-892963-3

父親(丈右衛門)は引退。
屋敷を出て(息子の祝言の3日前に深川に転居)、
人捜し、探索の仕事を始めた。

息子(文之介)は、お春さんと新婚生活。

しかし、父親も『新婚』らしい。
おくさん(お知佳)は娘(お勢)を背中に負ぶっている。
小説の中に、
「血はつながっていない」「連れ子」という言葉が出てくるから、
再婚らしい。

さて、この二人、剣豪というわけではない。
奉行所の有能な捜査官である(父は退職。息子が後を継いだ)。

この二人が事件を追い、犯人を逮捕する。

この二組の夫婦の周りに、愉快な人たちがたくさん出てくる。
下町人情話である。

美味しいかまぼこ。美味しい豆腐。
食べ物の話もたのしい。おいしいうどん屋も出てくる。

江戸の下町のたのしい物語。
探偵モノ(捕物)だけど、とても明るく楽しい話です。



(まだ)のんびりお昼まで咲いています。
2012-09-24.

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「とむらい組見参 雷神の剣」富樫倫太郎 徳間文庫
「とむらい組見参 雷神の剣」富樫倫太郎 徳間文庫
と22-5  ISBN978-4-19-892853-7

実に痛快な剣豪の世界。柔術家も登場。

といっても、物語は、悪人を懲らしめる話。

江戸の町に、人殺しを平気でする4人組がいます。

町人たちは、
刀を振り回す4人組の悪事をとめることができません。
悪人が旗本なので、町方(奉行所)は手が出せません。

そんな悪人(4人組)を退治する話です。
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明日は赤系が咲くかもしれません。


つぼみが膨らんでいます。
中の色が見えてきました。
明日は早起き、がんばります。

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明日は咲くかな
明日は花が開くかもしれません(個人の希望です)。



いいこと ありますように。
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今日は写真、ありません。
赤系の花が咲いたのですが、
風に吹かれて、裂けてしまいました。残念。

明日は、風が収まりますように。

いいこと ありますように。


中国に居る日本人に怪我人など出ませんように。
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はじめての白



①この花は朝、見ました。


②夕方、下のほうに白い花が咲いていました。
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イヌも踊るかな?
犬?



イヌの「ス〇ーピー」  ? みえるかな?
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月曜日。今日もいいことありますように。
「くじらくんのダンス」

⇒鯨君のダンスと、
『影の薄い天馬』


空を見ると、まだ夏の雲のようです。
今日も30度を越えそうです。ゲンキに過ごしたいものです。
今日もいいこと、ありますように。
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「猿が啼くとき人が死ぬ」西村京太郎 新潮社
「猿が啼くとき人が死ぬ」西村京太郎 新潮社(新書)
ISBN4-10-334412-1

これは、絶対にあってはいけない事件です。
企業ののっとりです。

社内の対立から、殺人事件が起きます。
会社幹部5名と飛行機操縦士1名が死亡します。

飛行機の墜落事故として処理されていましたが、
本当は「殺人事件」でした。

話は凄いのです。
こんなこと、あっては困る、と思うことが出てきます。

〇〇関係者が実行犯なのです。
これでは、犯罪を防げません。

警察が監視をしている中で、
実行犯の一人とその奥さんが爆死。
家屋が火災、炎上。ダイナマイト10~20本程使用。

これを、テレビ、映画にするには、
かなり大掛かりな仕掛け、撮影になりそうです。
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「南伊豆高原殺人事件」

百日紅  ゲンキ・元気





「南伊豆高原殺人事件」
タイトルに惹かれて手にしましたが……。
伊豆のきれいな景色は少ししか出てきません。
ちょっと期待はずれ。


「南伊豆高原殺人事件 新装版」西村京太郎(徳間文庫)に1-93

「大きな活字の新装版」なので、とても読みやすいです。
しかし、原作は1987年ですから、
犯人の遺留品のDND鑑定など無いので、
かなり古い感じの作品です。

今なら「血液型」から犯人の絞込み…なんてことは「推理」「捜査」として推理小説に使えないですね。


今日の読書
「時効無き殺人 [北の秘密]改題」西村京太郎(中公文庫)に7-38
2007年「北の秘密」の改題。

これからのんびり読みます。
※「南伊豆高原殺人事件」の感想は後日。
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「(おうまがとき の ぞく)逢魔時の賊」
「逢魔時の賊 八丁堀剣客同心」鳥羽亮(角川ハルキ事務所)

「剣客」なので凄い「秘剣」(誰もかわせない剣法)を期待したのですが、
話のメインは推理モノ。

連続殺人事件。これには「裏」がある。
隠密同心が探索を開始。

関係者(被害者、加害者)がすねに傷を持つ者ばかり。

この後は、読んでのお楽しみです。
各自で楽しんでください。

ISBN978-4-7584-3296-2
時代小説文庫 と4-11
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2012-09-04
今朝は開いていました。ニコニコ。

9月4日  会えました。

ずいぶん背が高いです。
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「マナー」「常識」

9月3日  おはよう!




①「大人のマナー便利帳 気づかない非常識」(青春出版社)
②「イラスト 現代マナーの常識・非常識」(三省堂)

面白いのが「乗用車」の席順(序列)。
運転手付きの車の助手席は(運転手の横は)最下位。
なのに
自家用車の助手席はトップ。
これ、誰が決めたの?

※運転手と話してもつまらない。
 自家用車の持ち主となら、横に座って話題が
 弾むのは確かだと思うが……。

 俺の車で送るよ、と言われて、
 お前・主賓、横に座れよ、といわれても…。

披露宴の「相場」。
20代なら無難な金額が「2万円」とか。

 でも、披露宴は、ホテル・料亭の格で、
 それと参加者の『格』で、ちょっと違う
 (時には、2万では収まらない)ような?

  北海道料金というのを聞いたことがある。
  開拓時代にできたルール(相互扶助のルール)らしい。

  沖縄だと、披露宴、いくらかかるかな?
  かなり「酒代」がかかりそうな気がする。

   美味しい魚と美味しいお酒が出たら、
   うんと奮発してもいいけど、
   「お代は見ての……」とは行かないから困るね。

いろいろあって面白いです。

   ◆◆

気ままな読書
①「鬼平犯科帳の世界」池波正太郎編(文春文庫)
②「『鬼平犯科帳』お愉しみ読本」文芸春秋社編(文春文庫)
読書とはちょっと違うが、面白いです。

③「逢魔時の賊 八丁堀剣客同心」鳥羽亮(角川春樹事務所)(ハルキ文庫)
今、読んでいます。

主人公は「隠密同心」だそうです。
しかし、周りの人が、奉行所に勤めていることを知っているので、
隠密という感じはしません。

通常の同心が「逮捕」「捕縛」を基本にしているのに、
隠密(剣客)同心は「切り捨て」が許されているようです。

通常の同心が腰に差す「刀」は賊を切らないように、
刃の無い(鉄の棒のような)刀も使っていたようです。

隠密(剣客)同心は真剣、切り捨ててもよいし、
捕縛するなら峰打ちにするようです。

さて、どんな「剣法」が出てくるのか、楽しみです。
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もう少しお待ちください。
朝顔たちには、背伸び競争は終わり、
今は、美しいつぼみ競争だと言ってあるんですが、
なかなか通じないようです。

9月から、きれいな花競争です。
がんばってもらいます。
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