2013年04月の記事


「男はつらいよ 寅さん読本」PHP文庫
寅さんにも時々、恋人が現れる。でも、寅さん、しり込みして逃げ出してしまう。
*しり込みではないな。結婚後の生活を考えて、この人と結婚してはいけないと思うのだろうな。

りーりーさんとは、結婚しそうな雰囲気になったんだが・・・。

いしだあゆみさんとも、なんだかいい感じになった。
鎌倉でデート(満男君同伴)。

寅さん、結婚でゴール(最終回)になると良かったのに。
続編(寅さんパートⅡ)はないかな?
満男君が「寅さん」をして、桜さんが? だれかな?
------------------------
丹後の船宿の検索をしていたら、
寅さんといしだあゆみさん(第29作)の出会いの場面が出てきた。
29作=観客139万3千人。そのうちの一人です。
---------------------
湧き水の写真を送っていただきました。
たまには湧き水を見たくなりました。
昔は、コンコンとわいていたのに……(↓)。
コメント (4)

「ロス・リトル東京殺人事件」楢山芙二夫
4月28日日曜日。晴れ。
さて、今日は何をしようかな。

混まないで、緑ゆたかな場所、無いかな・・・。
図書館前の花壇でのんびり読書も良いか・・・。

ちょっと美味しいビールも飲んでみたい気分です。

きままな読書
「ロス・リトル東京殺人事件」新潮文庫
「天使の街の脅迫者」改題

「天使の街の脅迫者」という原題を見れば、
どんな話か、すぐわかると思います。

事件を追いかける刑事たちの動きを見ていると
リトル東京の姿が浮かび上がる小説です。
コメント (2)

『森蘭丸』が面白い(「真田軍記」井上靖(角川文庫))
大型連休がスタート。
ラジオのニュースで交通渋滞の情報がでる。
高速で20kmの渋滞となると、もうそれは「高速道路」ではないなあ・・・。

家でのんびり読書もいいかな?

「真田軍記」井上靖(角川文庫)
『森蘭丸』が一番面白かったですよ。

森蘭丸と明智光秀の間に、とんでもなく深い溝があるようです。
コメント (2)

「雪に花散る奥州路」笹沢佐保
今日は散歩をしました。風が随分あたたかいです。

「雪に花散る奥州路」笹沢佐保(文春文庫)
木枯し紋次郎の前の作品です。
紋次郎は続き物ですが(主人公が死なずに、また出てきますが)
この本では、4人の渡世人が出てきます。
ヒーローが死んでしまう話もあるのです。

笹沢佐保さんのヤクザの話は、歴史(村の様子)がよくわかります。
小説の中の農民の暮らし、まずしさの様子は、
おそらく真実に近いだろうと思います。
コメント (2)

「JSA」
雨が降りました。
朝顔の種まきの準備できましたか?
種をまくと、雨が降り、芽が出ますよ、と言われた感じです。

気ままな読書

ありそうなことなので
(実際には無かったことだと思いますが)
ついつい(一夜で)読んでしまいました。

「JSA共同警備区域」朴商延(パクサンヨン)文春文庫

主人公の父親の人生、
母親の人生。
そして妻の人生。それがどれも「現代の縮図」でした。
本人の人生も、波乱ありです。

「共同警備区域」(南北朝鮮停戦ライン上の地域)で
であった(韓国・北朝鮮)軍人たちにも複雑な人生がありました。

停戦監視に来ている国連関係者も、
祖国の問題を抱えていました。

心理学も出てきました。

映画がヒットした利用が分かる「原作」本でした。
コメント (2)

「JSA共同警備区域」朴商延(パクサンヨン)文春文庫
http://www.geocities.jp/m_dolphinh/goraku/jsa.htm
(↑)実に詳しく書かれています。
あらすじは(↑)上記を参考にしてください。

舞台は、南北朝鮮(韓国)停戦ライン。
JSA(Joint Security Area)南北のいずれにも帰属しない中立地帯
主人公は中立国の監視員。といっても、祖国では諜報部員。

韓国・北朝鮮の間では、現在も緊張状態ですね。
今夜は、今を考えながら、この小説を読みます。
感想文は後ほど。ではおやすみなさい。
コメント (2)

からたち
検索したら
『花のあとには3-4センチの球形で緑色の実をつける』
とありました。
実がなるのが楽しみです。
コメント (2)

「走らなあかん、夜明まで」大沢有在昌(講談社文庫)
土曜日、天気は下り坂。

藤の季節ですね。

♪白い 白い 花だよ♪


「走らなあかん、夜明まで」大沢有在昌(講談社文庫)
面白いと言うか、楽しいというか、
こんな男(主人公)と女(おせっかいな女性)がいたら
楽しいと思う。

堅気の人間がヤクザを相手にこんなことができるわけが無いが、
小説だから、東京のサラリーマンが、
ヤクザから、5000万円を取り戻すと言うドラマ。
コメント (4)

「才蔵宮本武蔵を破る」笹沢佐保(双葉文庫)
宮本武蔵と霧がくれ才蔵とでは勝負になりませんでした。

勿論、武蔵がここで死ぬことはありません。

真田十勇士が出てきますが、
この武蔵の話の頃は「9人の勇士」です。
鉄砲の達人を探しています(10の分野の達人探しです)。
コメント (2)

第三のビール
安くて、売り上げがどんどん伸びているビール(らしい)。
といっても、ビール会社は「ビール」という名称は使ってないそうです。
コメント (4)

いろいろ、あれこれ、雑多。


のんびり、楽しんでいます。
秋でなくても、推理小説、チャンバラ小説は面白いです。
--------------------------
「アルバイト探偵」講談社文庫
面白かったの一言です。
推理ものではない。チャンバラといえば言えないことはない。
現代のチャンバラ=「スパイもの」かな?

特殊能力を持った父親が「凄く強い」。
息子はボクシング部(高校生)の経験があるらしい。
この二人が「難事件」を解決する。
コメント (4)

「アルバイト探偵」講談社文庫
私立探偵の親父を助け高校生隆(リュウ)が大活躍する話です。

父親が凄い。どんな危険なめにあっても、全然動じない。
話が進むに連れて、何故、こんなに強いのか、分かってきます。

主人公は高校生の息子なのか、親父なのか? はっきりしませんが、二人とも喧嘩は強い。

まだ途中ですが、これは楽しい展開です。
面白い感想が書けるかも知れません。

作者は 大沢 在昌 1956年名古屋市出身。慶應義塾大学中退。
経歴はいろいろあるようですが
 05年~09年社団法人日本推理作家協会理事長 だそうです。
コメント (2)

先週の読書と 「寝台急行銀河の殺意」
ジャンルはいろいろ。とりとめのない読書です。


「寝台急行銀河の殺意」津村秀介(講談社文庫)
(あらすじ)
秋田県のアパートで、公金を横領し逃亡中の男(横浜の会社の経理係)が、殺されました。

警察は、神奈川、秋田、京都に捜査網を拡げます。
関係者と思われる謎の美女(髪の長い美女)が浮かんできます。しかし彼女には鉄壁のアリバイがあります。

アリバイはわりと簡単に解明されます。それほど複雑ではありません。推理小説が好きな人は「お馴染みの」トリックです。
それよりも、
怖いのは、善意の第三者がアリバイつくりに加担しているが、
本人(たち)はまったく犯罪に加担している意識がないこと。
ここが、犯人が狡猾なところです。

お楽しみください。
コメント (0)

「寝台急行銀河の殺意」津村秀介(講談社文庫)
淡路地区、お見舞い申し上げます。

フジが咲きました。
写真⇒『散歩』

「寝台急行銀河の殺意」津村秀介(講談社文庫)
まだ読み始めたばかりです。今夜、あしたまでかかりそうです。

感想は後ほど書きます(予定)。
(あらすじ)
秋田県横手市の安アパートで、
横浜で公金を横領し潜伏していた逃亡中の男(横浜の会社の経理係)が、
密かに殺されました。

警察は共犯者の匂いをかぎ、神奈川、秋田、京都に捜査網を拡げます。
やがて関係者と思われる謎の美女(髪の長い美女)が浮かんできます。
しかし彼女には鉄壁のアリバイがあります。

このアリバイを崩すのが
主人公=ルポライター浦上伸介です。
頭脳と行動力で得意のアリバイ崩しに挑む話です。
コメント (2)

奥田英名 「町長選挙」「空中ぶらんこ」(文春文庫)
ハナミズキの季節です。
白が咲いていました。⇒「散歩」

「町長選挙」には4つの作品が入っています。
①「オーナー」
②「アンポンマン」
③「カリスマ稼業」
④「町長選挙」
なんといっても、面白いのは④「町長選挙」です。
村・町の共同体とはなにかを考えるのにとても参考になります。
勿論、医療の業界と、業者の癒着振りは凄くて、
ここまで書いて大丈夫かと思う作品です。

①は読売・巨人関係者の渡辺さんがモデルですね。
どう考えても、巨人(?読売新聞)の「オーナー」の話です。

②は「ホリエンモン」がモデルです。
IT起業で大成功。何故、こんなことが犯罪なのか。
なぜバッシングされるのか。いろいろ問題提起が多い小説です。

④は町長選挙で現金が乱れ飛ぶのですが、
公務員が勤務中に選挙にかかわるのはおかしいのでは?
と思っていた人が、いつの間にか双方の運動員から現金をもらい、老人会の票をまとめることになりました。
小説は、「町民意識」とは何かを訴えて終わります。

「空中ブランコ」の2番目の小説「ハリネズミ」はヤクザが主人公ですが、
このヤクザ、とても優しい(?)人で、ヤクザ向きではないようです。
小説の結末はだいたい分かるが、でも本当はどうなるのか?
(足を洗うのか? 簡単に堅気に戻れるとも思えないが?)
分からないのですが、ハッピーエンドみたいな雰囲気で終わります。
コメント (2)

「天目山に桜散る」「武将列伝」
土日は雨と風。桜が散ったようです。

「天目山に桜散る」
 直木賞ノミネート6回という経歴を持つ滝口康彦         (1924.3.13-2002.6.9)の短編集です。


「武将列伝」
悪源太義平、平清盛、源頼朝、木曾義仲、源義経、武将たちのプロフイルと生涯はこの烈伝の中に簡要に描かれたいる。独自な史眼と深い学識、豊な人生経験に基づく人物比評により、読物でも面白い
---------------
限られた紙面(ページ)で、人物を紹介するのは難しいと思いますが、
どちらも、筆者の私見もたっぷり入れて、
楽しく紹介してます。
---------------
歴史上(小説、芝居上)、当たり前と思われていたことを
「うそ」「つくりごと」だと言われると
あれれ?? と 思います。

何百年も前のことが正確にわかるはずがないですね。

家康が人質の時代、
信長と家康、一緒に遊んでいたとばかり思っていましたが、
本当はそうではないかも知れません。

これ(↑信長:家康)一つでも、丁寧に資料を調べたら面白いでしょうね。

信長に命令されて、(家康が)自分の息子の命を奪う。
過酷な話だとは思うが、真実は、いかがだったのか?

伊達政宗。
家の安泰のため、父を銃弾で殺さなければならず、
また、弟を自ら切り捨てる。
これも「悲惨なできごと」だが、……。

戦国時代、江戸時代以前の武士の価値観、
なかなか分からない点も多いようです。

今日はひなたぼっこ。にこにこ。日向は温かいです。
コメント (4)

4月5日 旧暦 2/25 月齢 24.3
4月5日 旧暦 2/25 月齢 24.3
辛丑(かのとうし、しんちゅう)(38番目)
清明 (二十四節気の第5)
現在広まっている定気法では
太陽黄経が15度のときで4月5日ごろ。
【注記:恒気法では
    冬至から7/24年(約106.53日)後で4月7日ごろ】
コメント (2)

雨 サクラ、がんばれ。今夜は「天目山に桜散る」PHP文庫。
サクラが咲き、花見、と思うのですが、
雨は困ります(「散歩」に写真2枚載せました)。

「天目山に桜散る」PHP文庫
滝口康彦(1924.3.13-2002.6.9)の短編集です。

10編の小説が収録されています。
徳川家康がトップバッターです。
感想文は後日。では、おやすみなさい。
コメント (2)

4月1日 花見
新人歓迎かな? 盛り上がっていました。

『散歩』に、お花見風景(写真3枚)載せました。
コメント (2)

鳥羽亮さんを読んでいます。


津本陽さんの『男の真剣勝負』はまだ途中です。

「双つ龍」
二つの竜は『①赤②白』です。
赤は「火付け強盗」を連想しましたが、
白は最後までわかりませんでした。

「鬼を斬る」

剣豪と言われる「剣の使い手」が鬼なのか仏なのか。
人を斬れば切るほど剣先が乱れる人と
首を切る毎に仏に近づく人が出てきます。
コメント (2)