外食
不況風の吹く中、我が家の娘一家は一ヶ月に35回外で食事をした。

先月ねは特に多かったわけではない。娘が台所が嫌いなのだ。特に、先月からパートの仕事をするようになって特にひどくなった。

朝は9時、帰りは3時のパートタイマーで、都合では半日休み、遅出、早引けと自由である。

買い物や無駄使いに亭主が注意すると「私が働いた金だから」返答するのを孫から聞いた。

確かに主婦は夫の働きで持つ会計には遠慮があるかもしれない。自分の自由になる金も持ちたくなるのかもしれない。

節約と言う言葉を知らない娘に育てたのは私であると家内に常に言われるのだ。

大切な時にはよいものを買ってやったが、贅沢をさせた覚えはない。

勤めに出さなかったから、自分の収入を得る機会は少なかったかもしれない。

結婚して10年以上になるのだから、将来の設計を立てて欲しいと思うのだが、その辺に心配が残るのである。

外食も、時に美味しいものを孫たちに食べさせてくれるのだと、惜しいとは思わないが、間に合わせにうどんやマックが多いのには栄養面で心配なのである。

夫婦が好きな焼肉が多いが、したの孫は肉が嫌いだから、その店でおにぎりを採って食べるだけと言う。

亭主と子供に栄養のバランスを考えるのが主婦だと私はおもっている。

病気をしてからでは遅すぎる。人の言うことを聞かなくなった40少し前の女は始末が悪い。

今夜も、7時前に出ていま帰った。明日は休みではない。孫たちの就寝は11時を過ぎるのである。