シャンソン
昼過ぎには陽光さえ出てきた。午後の名古屋行きは気が軽くなる。早く着きすぎたが、会場に駐車場がなく、有料駐車場も近くにないところだった。
唯一コインロッカーは20分100円という高値に驚く。知り合いのデパート役員訪問でもして、駐車場拝借はできるのだが、そこから離れている。最近、億劫になって電車バスの使用は遠慮している。
開演30分以上前だが、パーキングへ車を止めた。それで満車になったから、幸運ではあった。
10年振りだろうか東京の知人母娘さんと会場で終了後会う。記念に写真を撮り、夕食でも一緒したいが、これから京都へホテルをとっているという。応援の仲間がお二人先行していた。
久々に聞くシャンソンを十二分に楽しませてもらった。イタリヤのカプリを歌う歌で入賞を果たしてくれて懐かしい。

運よく青の洞窟にも入れた仲間でもある。アメリカで長く住んで帰国された彼女にはいろいろの才能がある。お母様が文化交流で海外を飛び回り、着物着付け学院を経営されていた。

バチカンを和服で男女十数人のパーティーで行動したときはまさに日本代表の気分だった。

「サムライ」「大和魂」「三船」の言葉が飛び交い写真を一緒にと人が集まって一緒に撮影をした。

今、ごみで騒動のナポリでは休演中のオペラハウスを案内された。我々の公演は突如ナポリからポンペイの教会堂へ変更になった。

オーストリアの依頼はこちらが観光をしたくて中止した。外務省を通した正式訪問だったが、実に楽しい思い出でもある。

今流行のモーツアルトの里ザルツブルグも散策した。ウイーでは得意のダンスを本場でウインナーワルツと洒落込んでみたが、一足違いで時間切れだった。

オペラ歌手も同行だったから、ナポリのオペラ座では彼女がソプラノを会場でイタリア語で披露してくれたりした。