午後娘の家の光接続
私の空いている線を使いなさいと言っていたが、自分達で二回線欲しいのかいつの間にか申し込んでいたらしい。

工事完了時刻に慌てて飛んできて、息子の名前で申し込んだから、本人確認に私に変わりに出てくれという。

その説明がはっきりしないから、書き込んだ内容を確認しないうちに相手が出てしまった。

聞いたことのないプロバイダーだつた。生年月日を聞かれ、横に娘が書いた書付を見ると昭和何年何月となっている。

こんな場合は西暦である。昭和何年は私も知っている。どうにか誤魔化して成りすました。

後で聞くと、プロバイダーから届いている封書が見つからないという。IDと仮の暗証番号を貰った。

但し、明後日の夜から使用可能だという。郵便でも新しく書面で再発行するらしい。

言ってみるとNTTの下請け工事人が来ていた。ところがその設定をしている老人がいるが、説明がくどくどと聞いておられない。

要するに、今日設完了しないと彼の仕事は終わらないらしい。有効になった明後日私がするから大丈夫だというと
「これは難しくてだれにでもできるものではないのです」という。

定年退職後講習でも受けて、設定の仕事をしているらしい。判が必要なら捺すからといっても聞かない。

夜は駄目だとか、それを外すと有料だとかわけのわからないことを言っている。

馬鹿馬鹿しくなって、娘に「何、設定サービスまで頼んだのか」と聞くと、頷いている。

分らないのが一人増えた。馬鹿馬鹿しくなって仕事場へ戻った。下らぬことで時間を取られていささか不機嫌になっている私である。

孫が帰宅して友人宅へ遊びに行くというのも、「いいよ」とすましている。一つことに拘ると他ができなくなる娘である。

仕方なく孫について友人宅へ。前に「駄目」と返事の来た親である。例の不登校でみなの世話になる親である。

相変らずあっさりと承諾しない。そんな子と無理に遊ばなくても良いのだが、不登校の危険から救おうとしているわが孫である。

親がそんなだから、不登校が怒るのだと分った。我が家の娘も変だが、同年代の母親が似た傾向なのに気が付いた。

第一印象の強く、気味悪いほど当たる家内は最初からこの親が嫌いだという。その辺を見抜いている。