曇天
夕方から崩れるというからセンター試験には影響なかった。受験生の第一関門だが、その人の一生を左右すると言って過言ではない。

よいのか悪いのか、大学の個性が平均化されて、つまらないテストだと私は思っている。

われわれの時代は適性検査という、とんち問題がひと時実施されたが何年続いただろうか。

ひらめきとか、とんち、反射的な頭の回転などを測定して、熟慮型には不利なてすとだった。

欠点が分かって廃止された。人の能力を一度だけの試験で決めるところに無理がある。

少子化時代になったのだから、入学は容易にして受け入れ、じっくり各個人の個性を引き出して後、卒業試験を行うべきかも知れない。

入試のテクニックで入学するケースが多い現代のような気がする。中身ではない点数を取ることのみに汲々としているのは学問でない競争である。

団塊の世代は多数を選り分ける手段として行われた。時代が変わっても同じことを継続するのは愚行である。