サッカー明日はガーナと
親善試合。ガーナと聞くと10年前の思い出と繋がる。

あるパーティでガーナ大使と知り合ったことから、東京都美術館の展覧会にかの国の代表作家の絵を招待した。

公邸へ誘われて見た絵は板に描いた絵であったが魅力十分のアブストラクトだった。

二枚借りて、こちらが額装した。その代わりガーナの国からわが会に賞状を二枚出してもらった。

一枚は私にもらって欲しいという。奥様とお嬢さんとも何度かお会いして、手つくりのクッキーと紅茶の美味しいのが今でも忘れられない。

大使館と公邸を半々に訪ねたが、バブルの土地高騰に、世田谷へ移し広い施設を確保する彼の国の巧みな経済操作に感心したものだった。

パーティで使う陶磁器選びに相談されて、アドバイスしたこともあった。一年後大使交代で帰国され、是非ガーナへ来てくれといわれたが、とうとう其の機会を得ずに終わった。