夜間電力
私の窯は新設の際、電力会社からの強い勧めもあって、ガスから併用窯に変更した。

純住宅地にあるから、あの大きなボンベが何本も並んだだけで近隣の住人は危険を感じるだろう。

しばらく怠けていて、展覧会に新作をと頑張ったのだが、どうも調子がおかしい。朝の深夜時間の終わる午前7時に電源を切るのが理想である。

目的の温度より200度も低いのである。しばらく使用しなかったから、断線の危険が考えられる。

止む無く、後半をガスだけで焼成を試みている。数時間は余計に掛りそうだ。

長いほど良いのであるが、電気代が昼間は何倍にもなるから、不経済ではある。

これも一種のテストと見れば、燃費は安いと思うべきだろう。

メーターの針を見るのは恐ろしいことではある。