夕べパパが迎えに来て
5日振りの自分の家への帰還である。孫娘も頑張っているが7才の幼子だ。

パパに抱かれていったのでほっとする。「頼むよ」とパパに言って渡した。

庭で水をやっていると聞こえてくるパパの言葉。「ママはあんたの10年後、もっと先を心配して、厳しく言うんだよ」「パパはいい加減だけと、ママは正しい」反論したいのを我慢して、ここは親子の一先ず解決はママを立てたと理解した。

何時も一緒にいる親と仲良くできなければ子供も不幸だ。どう見ても弟を盲愛し、姉に厳しい。何でも自分でさせることに心がけているが、こちらでは、私の机の上まで、片付けてくれる良い子だ。

子供は褒めることが何より効果的なのだが、家内は幼稚園の先生。私は多くの子供を教えてきたから、子育ては大先輩ではある。

其れが逆に自分たちのエリアを守ろうとしてこの夫婦は頑なになる。

唯一気がついたのは、子供の性格、将来の精神形成はDNA半分、残りは母親の接し方だと解った。

父親は夜と休日だけしか接することができない。否だろうが、遠慮はしない。邪魔にならない程度に、孫たちを見守ろうと思った。

4泊5日で体重が1kg 増えた。バランスの良い食事を規則正しく食べさせることだ。

最初の一日は、食事が正常の半分しか食べられない。間食で少しずついろいろお菓子を混ぜて食べているから、あちらでは、朝昼兼用。夜、外食で単品。たまに回転すし。これは一週間に一度だ。

冷凍食品をレンジで解凍。カレーライスを作ると子供は喜ぶが、34回続くから、子供はさすがに要らないという。

風呂へ入れて後姿が骨が飛び出ていて、愕然とした。涙が出た。4日間は、なねべく一緒に買い物に行き、食べたいもの、珍しいもの、栄養のバランスを解るように説明した。

とうとう、野菜を切っているとき軽く指を切った。後で知って、我々の特効薬を塗って、バンドエードをした。

次の日は綺麗に付いていた。