駐車違反取締りを民間に
11都道府県で端末機不具合 ミス続発、準備不足露呈 [ 06月01日 20時27分 ]
共同通信

1日に始まった駐車違反取り締まりの民間委託で、民間の駐車監視員が違反状況を入力したり写真を撮影したりする携帯端末機のトラブルが、全国の11都道府県で起きていた。

IT遅れの日本を象徴しているが、根本的な問題を考えないと今後も制度面でのトラブルとなりそうだ。

道路とは、基本から健闘すべきで、通過点としての道路。渋滞をなくしてスムースに走ることは第一義だが、目的地で荷物をおろすこともできないのでは、目的の半分しか昨日しないことになる。

長時間の駐車と仕事のための短時間停車をどう区別するか。

その問題を先送りして、取り締まり面だけを強化するお粗末。

業者の中には死活問題であろう。