家内のお点前で
午前中の良い時刻に、お茶を一服。ところが菓子が何もない。

甘党の私は必ず何かあるのだが、和菓子処の奥さんは入院中。

沖縄の黒砂糖でとなった。戦時中、農家を訪れると、たくあんか梅干に砂糖がかけてある。これがお茶菓子だった。

これで立派なコミュニケーションが十分なされた。

名古屋の三デパートが改装、増設ラッシュ。
団塊の世代の定年を見越して、中年コーナーに力を入れている。

昨日のセミナーのメンバーにお兄さんが趣味家の方がいて、先日、デパートで素敵な絵画をみて、欲しいという。

聞くと、デパートは高いし、値引きしないから、何とか手に入らないかという。個展会場で、作家の自信作を買うのが名品選びのコツだと口癖の私には、困った相談である。

不況で何でもそのものの価値以下で手に入る所謂、バッタ商品の仲間にアートが入っている。

日本の文化程度の低さを嘆く。