好奇心
四日間の姉の進学塾講習の間、弟はさびしい思いをしています。

暇さえあると私を呼びに来て、サッカー、バスケットをしようといいます。

私が姉を送って留守のときなどは、家内に遊べといって困らせています。

なんでも使い捨ての親たちですが、先日から、昔のワープロが庭に捨ててあります。

ごみの日に出すと言いながらどんどんたまってゆきます。これの最たるものがテレビを賑わすごみ屋敷の始まりだと気がつきました。

そのワープロを勿体無いから使いたいと小1の孫が言うのです。考えると娘の大学時代に欲しいと買ったものでした。

雨ざらしになって、使い物にならないのですが、それを聞いて家内が母屋の玄関に取り込んでありました。

気がついた私が、元の場所へ戻すと、どこに入っていたのか雨水が私の洋服をびしょびしょにしてしまいました。

孫には、わたしの仕事場にある、パソコンに近い機能を備えたワープロがありますから、それを使わせようと思います。

両親は子供たちにパソコンは触らせないのです。いや、自分たちも母親は携帯のメールだけ。父親はゲームだけにつかっているのですから、子供たちに使わせないのです。

日曜日は出歩くことばかりで、家でそんなことを教えられないのです。

口を開けば「勉強しなさい」です。横で、私が、「そんなに勉強させるな」「もっとのびのび遊ばせろ」といいますが、私の目の届かないところで、締め付けるのでしょう。

母親がいないと「やった!」と歓声を上げます。バスケットは私も高校時代少しやっていましたから、基本から教えますから、譲たちが早いのです。