中川昭一元大臣の急死
あのろれつ会見は酒ではなく、薬によるものだった。と奥さんが涙ながらに説明。

何故今に。政治家みなが口をそろえて彼の死を惜しむ発言。その上、あれは酒ではなかったという発言も何人かによってあった。

本人は弁解をする人間ではなかったというが、周囲が何故、世界へ向けて弁明しなかったのか。

日本人の恥とさえ思われた汚名である。政治家としての資質の素晴らしさを称え、確かにどの首相手でも彼を登用したのはその証だったのかもしれない。

ならば何故、身近な人なり、同僚が彼を擁護しなかったか。

今では遅すぎるのである。人間は他界するときその人間の新の姿が分かるといわれている。

彼の場合まさに、それである。

さぞかし悔しいその後であったろと思うと、涙を禁じえない。

                      合掌