赤福問題
以前の会社の問題とは異なる製造年月日表示である。

返品されて、再度利用したものとは違う。通常生菓子分野で当たり前に利用さている冷凍技術なのではないか。

私の知る限り、有名和菓子展で、「しばらくお待ち下さい。今、解凍していますから」という言葉を聞いて驚いたが、食べて何ら代らないので、技術の進歩に驚いたのだった。

これを犯人扱いして、300年の伝統を持つ銘菓を駄目にしたくない。

何故なら、私の大好物で、似た餅他社もあるのだが、比べ物にならない。

餡の上手さは日本一と言って過言ではない。冷凍ものを出来立てと称したと農水省は断じた。

私の甥の慶應時代の同級生が社長だからと贔屓しているわけではない。

この辺の法整備が寧ろ、遅れているのではなかろうか。前から認知していて、今度。

何故、過ちを行政指導して正さないのか。それで直さないなら仕方が無い。

だから、信用できないと大衆は単純だから、売らない、買わない、食べないに結びつく。

歴史に残る餡の製法は物語りなるほどの苦労の末の産物である。

軽率に、腐った肉を売る、返品のラベルを張り替える、賞味期限の切れた材料を使う。

これらとは完全に識別して欲しいのだが、烏合の衆はそれを知らない。

老舗の危機を何とか救いたいのが私の本心である。