夜遅く帰った隣
婿殿の親と親戚で誕生日祝いをしたようだ。

今日はおなかをこわしている。当の本人は四歳になった。

おめでとうもいう間もなく夜中眠って帰ってきた。

二人に座椅子を前から狙っていたから、それを誕生祝いにしてやる。

ゲームソフトが欲しいというが、続けて二つ無くした親と子。買わないことにした。

姉の下校を信号まで迎える。隣の組は11人が風で休み。学級閉鎖寸前。

孫のクラスは〇と一緒に帰る子供が報告してくれた。

「家へ帰ったら、うがいと、手を洗うんだよ」「できれば、ままに、紅茶のうがい薬を作ってもらいなさい」と教える。

近所に他校だが、女教師がいる。昨日の組の集まりで、話が出たらしい。過保護と言われる我が家の話をすると、それが当たり前で、今の親は子どもに情がない。と言うのである。

学校からも、登下校の父兄の協力をする印刷物が配られている筈だという。

義務から、いや親の情から逃げる親が多いらしい。