成人の日
新しい法律ができて休みの日が増えた。働きすぎの日本人のためとも聞いたが、何故、こんなに休日を増やすのか納得できない世代。いや、私だけかもしれない。

2000年に制定された、ハッピーマンデーで日曜日と祝日が重なった場合、月曜日を休日にする法律である。

それで、15日から第二日曜日になったのか、第二月曜日になったのか分からないまま今日に来ている。

月15日と覚えていたのが間違いなのか。第二日曜日か成人の日だったのか。

法律は人間が作るものだが、先日から話題のホワイトカラー・エクゼンプションなども怪奇な法案ではある。

これはアメリカさんの物真似なのだが、経営者には都合が良い、労働時間の制限がなくなるというもの。

役人さんが考え、国会を通過すればどんなものでも立法されてしまうのである。

何事も多数意見で決まることに疑問を持つものである。

この周辺では、日曜組と月曜組に都市によって分かれたのである。

幸い、馬鹿騒ぎする若者がいなかったのが嬉しい。

テレビで、質問された若者が「成人の意識でしっかりしたい」という少数の若者。「大人になりたくない。子供のママがいい」という半成人が多かったのは情けなかった。

平和ボケか、幸せボケか。何かこの人たちが日本を担う将来が心配になった。

何時の時代でも、年寄りから見た若者は未熟だったかもしれないが、これほどひどい時代はなかったのではないかと思う。