小春日和も午後には曇り
朝7時過ぎに、家内と友人の乗る日帰りバスは奈良へ。

午後には娘が子供二人を連れて、名古屋へコンビニで待てと、二人を先に行かせる。

寸前で止めて、私の車で駅まで送る。姉は喜ぶが、弟は意味が分からず戸惑う。

午前中は孫二人が私とお団子を作りたいと来る。私の好きな餡が何時もあるのを知って、ぜんざいに団子と思い、作ってやる。

遊び半分で餡の入った大福が出来ると思ったらしい。簡単に出来るお団子を一つ覚えたがどうしても自分の思うものが作りたい姉。

失敗も勉強と好きなようにさせる。メリケン粉でクッキーらしきものを作った覚えが邪魔をしていた。

固練りで丸く作った団子を何とかせわよという。膨らし粉も入っていないから、硬いに決まっている。

ラップをしてレンジにかけてやった。形は団子だが、硬くて食べられない。「どうですか。じいじの言うことを聞かないで作るとこんなものになる」と教える。

粒餡の嫌いな姉も、三分料理の善哉を弟と喜んで食べる。食わず嫌いが一つ減る。

ママっ子の弟は「ママに食べさせる」とお椀に一杯を運ぶ。「喜んだ」と聞くと「喜ばなかった」という。

流石に体裁がほ悪いのと、私に睨まれて「美味しかった。有難う」と言った。

子供の善意を無にすると、私が怒るのは分かるらしい。名古屋の妹と会って昼食を食べるのが2時を過ぎてしまう。

午前中に私と食べた善哉が助けになるだろう。