3才の男の子
朝起きると、すぐにこちら母屋へ来てしまう。反抗期なのだろうママに叱られることが多くなった。

ママっこで、娘も異常に可愛がっていたのだが・・

どこで狂ってきたのか。「ママ嫌い」が始まった。姉は最初から「じいじ」っ子なのだが、私の仕事中は家内が相手をするから、最近、「どうにかして」と家内が悲鳴を上げる。

昨日も一日。今日は午後遅く、姉のピアノ教室だから、また、留守になる。

家内に久々に友人から誘いの電話。お茶のみ友達である。一年前近くに住んでいた人が団地へ移った。

ご主人の仕事が上手く行かず、離婚。近所の知り合いとは会いたくない。家内とだけ時々会うのだが、こちらも孫に襲われて、中々時間が取れなかった。

半年振りではないだろうか。ストレス解消になるだろう。その間、私の仕事は中座するのだが。

孫殿はコタツで漫画ほを見ている。私は今もこの手のアニメは漫画としか呼べない。やはり頑固な老人なのだろうか。

学生時代、同居の下宿やで、フランスかぶれの漫画家希望の青年がいた。

絵は上手い。男前。年中、四こま漫画を雑誌社へ持ち込んでいた。採用が中々で、苦労していた。

私の少し立派なコートを貸したら、質入された。山手線で会ったら、懐かしいから声を掛けようとしたら、逃げていってしまった。

コートぐらいで、未だに気にしていると残念だった。どうしているだろうか。あの才能ある元若者は。