孫娘を迎えに行くと
父兄の一人が学校まで迎えに出てくれていた。近所のメンバー全員と一緒に帰ってきてくれた。

丁度そこへわが会の役員みNさんが奥さんの押す車椅子で来るところだった。寝たきりより、散策が出来るようになったのは良かったと声を掛ける。

ただし、私の顔を見てもご本人は気がつかない。酒屋の主で素敵な絵を描く人であった。

評議員の席は残したままだが、脳梗塞で倒れて寝たきりになって数年が経つ。

最近越してきた友達の父兄は知らない。私の贈答品の酒は彼が選んでくれていた。

彼の事故以来、勝手に選ぶが、相手に喜ばれることが少なくなった。