喜んでよいのかどうか複雑な話
29日付の英サン紙が珍プレーを対象にした“W杯演技賞”を発表し、中田を「彼は日本が武道だけでなく、演技もできることを証明した」として最優秀外国人賞に選んだ。

私もローマで体験したが、日本人の日本人らしい人間を見ると、彼らは「さむらい」「やまとだましい」「はらきり」「みふね」などと声を掛ける。

紋付羽織はかまの男数人と振袖、訪問着、留袖の女性十余人がバチカンを歩けば出る言葉ではある。

日本人はちょんまげを結っていると思う外国人が今もいる時代。

中田の見方も正当なプレーヤーとしてみての評価なのか理解に苦しむ。

チームは予選敗退なのだから、中田は嬉しくないだろう。