名古屋の用事の第一は
大手の画商さんと会うことであった。約束より一時間近く早く着いたが、社長は待っていた。

彼女宛のジャンセンのサインの入った絵が掛けてあり、驚くが、こちらもアンビーュに広重と北斎の美術館での版画展のオープン一日前の飾り付け時に案内して、実物を手にとり見せたことの話題で共に持ちきり。

二人で日本画のある名画を鑑定した。真筆に間違いないが、東京の専門の鑑定者に再度任せようと言うことになる。