隣の桃花台ニュータウンの不運
朝は冷えた。といってもマイナスにはならない気温だが、春には程遠い。

朝刊にまた、ショッキングなニュース。桃花台線の廃線か継続化で話題の交通手段。

それに追い討ちをかける、地盤沈下で、県と公団が責任問題で荒れている。

小牧市東部にバブル期最終頃に造成した大団地である。交通手段が新しくできた新交通システムで話題を呼んで、なかなか完売されなかつた地区。

パスに切り替える、地盤沈下と高額で得た財の目減りは非常に大きい。

沈下のひどい家は買い取り、改築がされるようだが、この地区の住宅、土地を求める人がいなくなる。

すなわち不動産価値の大幅な下落は避けられない。不運と言って片付けられる問題ではない。

私の友人もここに何人かいる。先日まで桃花台線の存続についての会合を何度か開催している。

不可抗力に見えるこれらのことも、元を正せば、開発のずさんさにも原因することである。

泣きを見るのはいつも弱者だということを痛感した。