第三 四半期
 今年の9月〜11月は多忙だった。神経をすり減らすことが多くて、年の瀬を迎えるにつけ、疲労が蓄積してきたようである。最近、夕方になるとどっと疲れが押し寄せてきて、しばしバタンキューになるときがある。労働時間自体はたいして多くないのだが、濃密というよりはナーバスな時間が多すぎた。

 ま、そのおかげで無事新年を迎えられるわけだが、あんまりお金のことを気にしないで仕事(生活)をやりこなせないだろうかと、近頃つくづく思う。お金に蹂躙される仕事などうっちゃってしまいたい。食べていくこと、自由な時間をすごすこと、幸福な日々を生きること。

 思えばネットの普及でせかせかするようになった。電子商取引なるものは瞬時の決済だ。最後のクリックですべての決定がなされる。マシーン相手では取り消しがきかない。ミスに対する絶対的な不安、常に神経は研ぎすまされていないといけない。視神経と脳神経がパニックに陥りそうである。10月の半ば、「ランドセン」なる薬の世話になったこともある。

 身勝手だが、小学校が冬休みに入るころから年末休暇をとってやろうかと思う。クリスマスイヴの夜に脱出し、南の島でのんびりと遊んでやろうかと。が、問題は親である。ほったらかしにできるかどうか、面倒なことにならないかどうか。帰らないでいいのならかまわないのだが・・・。