海外ミステリー
 いろいろと取り寄せて海外ミステリーを楽しんでいる。近頃、ネットでの下手な物書きから逃れて、わくわくはらはらの夜を楽しんでいる。

 クックが好きになってしまって、彼の初期の作品を読み始めた。ちょっと文学っぽいミステリーだから、ぼくにはちょうどいい具合なのかもしれない。いまは、「過去を失くした女」(文春文庫)を読んでいる。

 これまでぼくが読んだ海外ミステリーのなかで、ベスト20を考えてみた。読んだ時期、時代が交錯するので、なかなかベストというものが選びづらい。ず〜っと過去か直近のものが、なぜか印象に残っている。でも、一作家に一作でとしてあえて選んでみよう。絶版になっていないものという制約だけは守って。ご参考になれば幸いである。各作品のあらすじは検索によって見つかるものと思う。

 1、さむけ ロス・マクドナルド
 2、幻の女 ウィリアム・アイリッシュ
 3、Yの悲劇 エラリー・クィーン
 4、緋色の記憶 トマス・H・クック
 5、長いお別れ レイモンド・チャンドラー
 6、死の接吻 アイラ・レヴィン
 7、羊たちの沈黙 トマス・ハリス
 8、キドリントンから消えた娘 コリン・デクスター
 9、奇妙な花嫁 アール・S・ガードナー
 10、検屍官 パトリシア・コーンウェル
 11、アクロイド殺人事件 アガサ・クリスティー
 12、マルヴェッツィー館の殺人 ケイト・ロス
 13、薔薇の名前 ウンベルト・エーゴ
 14、サイレントジョー ジェファーソン・パーカー
 15、ゼロの罠 ポーラ・ゴズリング
 16、時の娘 ジョセフィン・ティ
 17、凍りつく骨 メアリー・W・ウォーカー
 18、樽 F・W・クロフツ
 19、レベッカ ダフネ・デュ・モーリア
 20、デッド・ゾーン スティーブン・キング