TAKEN
 スティーブン・スピルバーグの世界、「テイクン」。――ママは、よく空の話をしていた。雲や星を眺めるのが好きだったの。時々、『空の彼方に何があるか』というゲームをしたわ。そして、暗黒の闇やまばゆい光の世界や不思議な何かを想像した・・・。

 毎週土曜日、10夜連続の90分。地球に来訪した未知の生命体と三つの家族が織り成すSF大河ドラマ。第二次世界大戦時から現在までの50年以上にわたる異星人と人間たちの歴史を、10のエピソードで紡いでいく。昨日の第一回はとても楽しめるものだった。スピルバーグが「未知との遭遇」「ET」にて描いてきたテーマ、ほのぼのとした、畏怖さえ抱く、無限の可能性を秘めた異性人との交流・・・、そんなものに出会えるかもしれない。