「足抜 吉原裏同心(二)」光文社文庫 佐伯泰英 さ18-7
「足抜 吉原裏同心(二)」光文社文庫 佐伯泰英 さ18-7

主人公は元サムライ。
好きな人が、借金の都合で(心にない男と)結婚した。
その好きな人を(結婚2年後に)さらって(手に手をとって)
出奔。

奥方を盗まれたとあっては、家としても、藩としても許せない。
追っ手がかかる。

二人は逃げる。
その間に、(追っ手を)何人も返り討ちにした。

そんな二人が主人公役。

この二人、今は吉原(廓)の用心棒と(おいらんの)塾の先生。

この用心棒が剣豪。強い。
ウラ同心と名乗るが、どうやら役人ではなく用心棒。
夫婦に長屋を世話して、25両で契約成立。



吉原から花魁が抜け出した。
その脱出方法は?
なぜ、抜け出したのか?
手引きは誰が?
行き先は?

これが「奇想天外」というか、
(脱出方法はだんだん分かるが)
さるお方が絡んでいるという大変なお話。
本当だったら、徳川幕府の世も終わりかな?

何も(あらすじ、感想)書いてない感じですが、
廓の揚がりで生活をしている人生とは、どんなものなのか。
不思議な生活です。

編集 ojisaninomoide : 腕のいいサムライなので用心棒にはぴったり。探偵業もできます■探索を続けると、神君公以来の名家が・・・。ことが公になればお家断絶か?そんな話です。
編集 yuma : 頼もしいお方と逃避行、ちょっといいな。
編集 テラマチ : 然るお方 幕閣か将軍か 気になりますね