短編が4つ。「麦屋町昼下がり」藤沢周平 文春文庫 ふ1-26 
「麦屋町昼下がり」藤沢周平 文春文庫 ふ1-26
ISBN4-16-719226-8
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4つの作品が収められています。

主人公の男性が(藩の仕事などを)がんばって、
女性と仲良くなって、
めでたしめでたしとなる作品もあります。

女性が主人公で、
男性の方は、出世ができず、
家庭としては、女性のほうがしっかり者の作品もありました。

江戸時代の女性の姿が描かれていました。

説明(解説)の部分がやや多いので、
活字がびっしり詰まった感じのページもあります。

あまり硬く考えないで、結末がどうなるのかな・・・・
と思って読んでみてください。

①「麦屋町昼下がり」
②「三ノ丸広場下城どき」
③「山姥橋夜五つ」
④「榎屋敷宵の春月」
どれも題名に「時刻」を思わせる言葉が入っていました。

藤沢周平: 麦屋町昼下がり
作品紹介⇒ こちらにあらすじが載っています。⇒ 
http://loungecafe2004.com/novels/2005/12/05-110414.php

編集 ojisaninomoide : 「婿殿」を迎えなくてはならない家にいる娘は、家の主と同じ気持ちなのかな?(「婿殿」を思い出し)久しぶりに、時代劇を見たいなあ・・・と思いました。
編集 yuma : 中村主水の奥さんみたいな人もいたでしょうね。
編集 ojisaninomoide : 江戸時代でも、女性が結婚について、自分の意思を持っていたように書いた小説が多いですね。
編集 テラマチ : 江戸時代 男尊女卑のイメージが強いですが 実際は 結構女性も強かったようですね