田舎の水事情は、、、?
お盆の間実家に戻っていたのだが、、、。
14日の朝から水が出ない、、、。
mikiharb一人だから食事などには支障はなかったが、、、。
お風呂も沸かすことはなく行水で済むのでお風呂の水を使ったらり、、、。

田舎のほうは町のようにはいかず、それぞれが自宅用に山から水を引いている。
実家もmikiharbの小さいころからそうだったが、、、。
2キロほど離れた山の中に隧道が掘られており、その中を流れる水を生活用水にしていた。
家のすぐ上に大きなタンクを作り一時貯めてそこから家のほうに引き込んでいる。

数年前から実家のすぐ下の家に水を分けてあげるようにしていたようで2軒分には不足では?と思われるタンクだが、実家が空き家状態になっているので管理はその家がやってきた。

水が出なくなると2キロほどの山道を隧道の入り口まで行き、そこを点検してそこから引いているパイプを点検しながら水の流れを確認してくる、、、そんなお粗末な水道だ。

タンクには細々と水が流れていたが十分ではなく、昨日の昼前、下の家の後輩と山に入る。

隧道入り口までの道は山の中腹に、以前は井出があったところにパイプを這わせている。
山は竹が蔓延り、、、何年も人間が行き来することもなくなったのでイノシシが荒らし放題になっており、また最近も大雨などで崩落があった様子で途中大きな石が転がり道が寸断状態になっていたり、、、まことに悲惨な状態になっていたが何とかたどり着く。
道の上下からは古竹が倒れかかったり小木が覆いかぶさったり、、、。

後輩がパイプを点検してる間にmikiharbは鎌で両サイドの小木を払ったり覆うかぶさる古竹を片付けたりして2時間近くかかって何とか水も流れるようになり、道もそれらしくなった。

この水路を毎度点検してくれる後輩の父親がお盆前に緊急入院した、後輩はあまりタッチしていなかった、mikiharbも同じく、、、。

しかしこの水道管理、、、二人だけになりそうだ。
後輩がいなければmikiharbがやらなくちゃ他は誰もできない。
業者に?なあんてまったく依頼できるものではない。

そんな田舎の水事情、、、何とかしなければ住めなくなってしまう。

次回田舎に帰ったら水口までの道を少し手入れしようかと痛切に思いながら家路に着いたものだが、、、。

実家でも生活、、、水事情が解決できれば家を手放すこともできるのだが、、、水事情が悪ければだれも欲しがりはしないだろう場所、、、。

ここ数年田舎のほうのあちこちががけ崩れを起こしている、地盤が緩んできたのか?獣が荒らしまわって山がダメになってきているのか?

田舎のほうではもう山の手入れなどするものはおらず荒れ放題、、、あちこち葛が這いまわっておりそのうち葛に覆われてしまうのではないかと思うほど、、、。

葛の根は非常に強く伸びた先でまた根を張り次々と伸びていく、、、際限がなくしっかり根を退治しなければあっという間だ。

日本のあちこちを見ても、都市に集中しているのでその周辺には葛が這いまわっている、チョット気を抜くと葛に覆われてしまいそうなそんな地域が多いように思う、、、旅行をするとき車窓から見える景色にそんなものが多くなっているように思うのはmikiharbだけなのか?

田舎を管理しながらいろんな反省をする,mikiharbだが、、、。
若い人は田舎生活はできないんだろうか?
情けない時代になってしまうのだろうか?

編集 mikiharb : 生活用水の心配なんて!思いもしないでしょう?超限界集落、、、でもやっぱり自分の生まれた場所は捨てがたい!
編集 mikiharb : 生活用水の心配なんて!思いもしないでしょう?超限界集落、、、でもやっぱり自分の生まれた場所は捨てがたい!
編集 ましこ : 長かった盆休みも明日からまた仕事、地元の大手は日曜まで連休なので開店休業状態ですけど。故郷は当事者でないと分からない諸々がありますね。山中の一軒家の放送を興味をもって見ています。それぞれ土地柄、歴史、人間模様色々ありますが他人にはわからないさまざまな葛藤があり、人の生きざまそのものだと感じます。時代はめぐり自分もこの年になると実家も疎遠になってきています。仕方のないことなのかな。