J-POP
 ミュージックコレクション、レコード、カセットテープ、CD、MDといろいろある。その中でどれがいちばん多いかといえば、カセットテープだ。レコードからダビングしたのものとCDからのものとがある。音質はやはりCDからのほうが断然いい。ノイズがほとんどない。レコードだけはアナログのコンポがいかれてしまって、ぴいぴいがあがあとやかましくて聴けなくなっている。

 一昔まえごろ、1980年代後半から1990年前半のものだと思う。よくコンサートに行っていた時分のもの。気まぐれにいろいろ引っぱり出してきて、BGMがわりに流している。このコンポだとオフにしない限りエンドレスだ。だから、飽きると入れ替える。静寂がほしくなると音を止める。

 竹内まりあ、ドリカム、アン・ルイス、J−WALK,チャゲ&飛鳥、杏里、久保田利信、辛島美登里、沢田知可子、小田和正、渡辺美里、大黒摩季、小比類巻かほるetc。この時代の洋楽はほとんどない。洋楽は、二昔まえのたいていレコードのダビング物で、レコード同様傷んでいる。高温の車の中でテープがのびたりしている。

 小比類巻かほるをよく聴いている。たぶん、ダビングだけして聴いていなかったものだ。そんなものが邦楽には案外多い。で、これがけっこう聴けるのだ。大黒摩季とまちがうくらい、パワーのあるいい声をしている。なつかしいのとはちがう、過去の発見とでも云おうか、いまふうにいうならソウルフルなDIVAだ。

 小比類巻かほる 試聴