背後にあるもの
目の前にはNECのパソコンが二台,
エプソンのプリンターとスキャナーが一台ずつ,
パイオニアのコンポが一台ある。

画像は背後にある書棚の一部である。
その蔵書数は数えたことがないからわからない。
が,たいしたことはない。
よく見てもらえればわかるとも思うが,
蔵書の約九割はNOVEL(小説)だ。

僕は教養ものやハウツーものを好まない。
残りの一割は美術,歴史,園芸など百科事典系統,及び辞書系統である。

つまらなかったものは引き違い書棚の後ろに詰め込んでいる。
以前はそこで裏ビデオなるものを隠し持っていたが,
子供の成長と共に見つかったらバツが悪いと、好きなやつにやってしまった。
ベストセラーになった「金持ち父さん貧乏父さん」は退屈極まりなかったので,
半分も読まないままそこへお蔵入りである。

小説は想像力の産物だと思っている。
空想を働かすことは楽しい。
ちがった世界が目の前に現れ,
タイムトラベルをしたり,
登場人物に感情移入をする。

必ずしも書物で教養が身につくとは思わない。
また生きていくうえで教養は邪魔なことさえある。

僕は活字を読むことより行動することのほうが好きである。
願わくば映像の世界に浸りきることより,
現実の世界に充足した日々を送りたいと思っている。

僕は本が好きだ。
本を読むことよりも本というものが好きである。
とりわけ小説というものが・・・・・・・。