「天目山に桜散る」「武将列伝」
土日は雨と風。桜が散ったようです。

「天目山に桜散る」
 直木賞ノミネート6回という経歴を持つ滝口康彦         (1924.3.13-2002.6.9)の短編集です。


「武将列伝」
悪源太義平、平清盛、源頼朝、木曾義仲、源義経、武将たちのプロフイルと生涯はこの烈伝の中に簡要に描かれたいる。独自な史眼と深い学識、豊な人生経験に基づく人物比評により、読物でも面白い
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限られた紙面(ページ)で、人物を紹介するのは難しいと思いますが、
どちらも、筆者の私見もたっぷり入れて、
楽しく紹介してます。
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歴史上(小説、芝居上)、当たり前と思われていたことを
「うそ」「つくりごと」だと言われると
あれれ?? と 思います。

何百年も前のことが正確にわかるはずがないですね。

家康が人質の時代、
信長と家康、一緒に遊んでいたとばかり思っていましたが、
本当はそうではないかも知れません。

これ(↑信長:家康)一つでも、丁寧に資料を調べたら面白いでしょうね。

信長に命令されて、(家康が)自分の息子の命を奪う。
過酷な話だとは思うが、真実は、いかがだったのか?

伊達政宗。
家の安泰のため、父を銃弾で殺さなければならず、
また、弟を自ら切り捨てる。
これも「悲惨なできごと」だが、……。

戦国時代、江戸時代以前の武士の価値観、
なかなか分からない点も多いようです。

今日はひなたぼっこ。にこにこ。日向は温かいです。

編集 ojisaninomoide : 戦国時代はソメイヨシノがないから、桜はひかん桜(かんひ桜)かな? 
編集 yuma : 桜まだ残ってます。落花盛ん、戦国時代だなぁ
編集 ojisaninomoide : 時代小説は、チャンバラは面白いし、城取りも面白いです。いくら読んでも、きりが無いような気がします。
編集 テラマチ : 時代劇小説の作家として かなり高く評価されていましたね