手放せない?
先日実家に帰った折、父の着ている半纏があまりにも汚れていたので洗おうというと”もう一つある”と部屋から出してきた半纏、、、、。
見事なまでに汚れ、虫食いが、、、。
捨てたらというが返事が無い。
持ち帰って洗ってみることにした。
本綿が入っているので、果たして洗えるか?
洗っても使えるか?
気にはなったけれど、とにかく手洗いでやってみた。
乾くにも日数がかかったが。
何とか乾いたので改めて眺めるが、、、。
久留米絣仕立てだが、少し気温が下ると寒いといって半纏を着ていた父のこと、連日着て過ごすのだから汚れも激しく、古くなってるので生地が弱ってしまっている。
穴の部分は大きさによっては糸でかがり、何とか塞ぐ。
ある程度の大きさになると当て布をしなければ、、、。
中々適当な生地が無い。
今時当て布をしたり縫って着ている服なんて殆ど見ません。
珍しいほど。

集めていた切れ端の布をひっくリ返して探すが適当なものが中々、、、。
何とか色合いなども考えてやってみた。
果たして父がまた身につけるかどうか?


継ぎ接ぎだらけの汚れた半纏の姿は?
手芸店に行っても絣や紬の端布は見つからない、、、。