師走
 師走である。12月の声を聞くなり忙しくなった。夕食を先にとって、またデスクへと向かう。ネットは常時接続なので、息抜きにこの場を開く。食後のお茶を飲みながら、近頃のログ跡の少なさを感じている。自分が注力しているときは、日々100件ほどの訪問客があったこともある。ここ半年、減る一方なのは新たなる更新を怠っているからだろう。しかたない。十人ほどのおなじみさんがいるだけで、意欲減退をしつつもこの場を去ろうとは思わない。捲土重来なる気分が勃発する予感はないが、突如、鬱勃たるパトスでもって、ガイアックス、ショートストーリー大賞でも受賞できればと思わぬでもない。