地震のあとで
 昨夜、神戸南東部を震源とする地震があった。うとうとと眠りについていたころである。家中ががたがたと揺れた。震度は2だったようだが、あの震災以来、地震には過敏に反応をしてしまう。で、余震を怖れて眠れなくなった。

 おかげで夜更かしをして風邪をひいてしまった。昼夜の寒暖の差がありすぎるから、うまく体調の調整ができないでいたところだった。やばいと感じたのが正午ごろ、暑かったので半そでで歩いていた。昼食をとりに家に帰ったとき、鼻がぐすぐすいい、のどが少々痛っぽかった。夕方になって頭痛がしてきて、どうやらほんまもんの風邪のようである。

 あの震災の後はひどい風邪をひいた。阪神淡路の人たちのように、惨憺たる被害を直接こうむったわけではないのだが、書棚があわや倒れかかったとき、寸時ぼくはお陀仏を覚悟したほどだった。だから、PTSDといわないまでも、ぼくは地震にひどいストレスを感じるようになっている。

 で、今夜はこれにて風邪と共にお休みします。みなさん、ぐれぐれも地震にはご用心。家具の倒れそうな場所で眠らないように、家具を壁にしっかりとくっつけておくように・・・。