やけっぱち
 きのう本を読みながら眠ったようで、めがねを枕元に置いたままにしていた。そして、今朝ドキッと気づいたこと。めがねを踏んづけて、フレームが再生不能なほどに歪んでしまった。どうにかアロンアルファとセロテープでくっつけて使ってはいるが、ファンヒーターに続いての出費は免れられそうにない。またまたJCBカードのご厄介だ。

 最近コンタクトレンズを使うのは、ゴルフをするときとハイウェイを走るときだけになっている。内緒だけど、ほんのたまのデートのときと。ゴルフ仲間の眼科医が『角膜内細胞』の測定をしてくれたおかげで、またコンタクトレンズの長期使用、長時間の連続使用によって、『角膜内細胞』が減少していく、という説明によって、めがねの使用頻度がふえていたところだった。

 僕の『角膜内細胞』は基準値より少し低かった。まだそれなりに余裕はあるけれど、コンタクトレンズの使用時間を減らさないと、その細胞は年齢とともに減少を続け、ついには失明に至るなどと脅されていた。ちなみに基準値は3,000、僕の数値は右目2,850、左目2,750で、1,500を下回ると白内障の手術はできないと教えられた。つまり老後に失明を余儀なくさせられる恐れがあるということだった。

 基準値を大きく下回っているのは女性に多いと聞いた。やっぱりめがねが嫌いなのは女性のほうが多いからだろう。コンタクトレンズの歴史は40年ほど前までにさかのぼるらしいが、初めはただのプラスチックだった。後に酸素透過性やソフトコンタクトレンズ、使い捨てなどが出てくるのだが、いずれにせよ古いものを長期にわたって使っている人ほど『角膜内細胞』が減少している恐れが多いらしい。その眼科医は、特に学生たちには、家ではめがねを使用するように指導しているという。

 で、まあつまらない話をしてしまったが、改築に前後して壊れたものを並べあげると、テレビ、ビデオ、エアコン、パソコン、ファンヒーター・・・・・、おまけにめがねときた。歯はまだ疼いているし・・・・・(診察に行ったら歯の根っこのところが化膿しているということだった)。幸か不幸かJCBの引き落としのほとんどは今月じゃなかったが、ええい、やけっぱちだい、2月20日にどうとでもなりやがれ! 貧すれば鈍なんてしないやい!

PS 夕方買っためがね、ジョン・レノン型かジェームス・ディーン型か、どっちでしょう?