スティング
 撮りおきのビデオが延々24時間に及ぶほどたまっている。Gコード予約ができて録画が簡単だからであるが、3倍録画をしているため、なかには何が入っているか確認しなくてはならないものがある。なんでもかんでも予約するのはやめたほうがよい。このままにことを続ければ、どれもこれも見る間など失ってしまう。

 そんななかから昨晩「スティング」を見た。「明日に向かって撃て」のポール・ニューマンとロバート・レッドフォードのコンビの傑作だ。10数年ぶりだったが、その娯楽性は時代に少しも色褪せていない。役者としてポール・ニューマンの最盛期を見ることができるし、ロバート・レッドフォードにはブラッド・ピットよりハンサムな青年を見ることができる。むろんその演技力は折り紙つきだ。ご覧になっていない方はぜひ見て欲しい。とても痛快な映画なのだ。ちょっと検索したあらすじを貼り付けておこう。

 1936年。シカゴの下町で、詐欺師の3人組が通り掛かりの男をヒッカケて金をだまし取る。しかし彼らが手にしたその金は、いつもとは段違いの思わぬ金額だった。悪い予感は的中。その金は、ニューヨークの大物ロネガンの手下が、賭博の上がりをシカゴへ届ける為の金だったのだ。怒った組織は、仲間の一人であるルーサーを殺害。彼の復讐を誓ったフッカーは、助けを求めて、賭博師ゴンドルフを訪ねた。最初は嫌がっていたものの、ロネガンの名を聞いて目を光らせるゴンドルフ。2人は、ロネガン相手に一世一代の大バクチを企てるが……。二転三転するストーリー展開、リズミカルな脚本、テンポ抜群の演出、驚嘆のラスト・シーン、そしてポールン・ニューマン、ロバート・レッドフォード、ロバート・ショウら名優たちが繰り広げる、華麗で巧みな名演技等、そのどれもが文句なく素晴らしい娯楽映画の大傑作! ゴンドルフが列車の中でロネガンにポーカーを使ってイカサマを仕掛けるスリル満点のシーンや、ラスト近く、ロネガンがノミ屋で馬券を買う迄のくだりなど、まさに名シーンが満載。

 以下のURLで「スティング」のBGMが聴ける。映画を見たことがない人でもどこかで聴き覚えがあることだろう。

http://www.parada.com.br/cinema/files/thesting.mid