横浜からの歓喜
日本がワールドカップ初勝利をあげた。
横浜からの熱気が途絶えることなく伝わってくる。
自国の勝利に酔いしれた感動が
いまなお余韻を引きずっていて、
興奮冷めやらぬ状態である。

たかが一勝ではあるが、
されど一勝、記念すべき勝利である。
その初勝利の相手がロシアだということは
因縁めいたものを感じなくもない。

できるならビギナーズラックのごとく
最後まで勝ち進んでいって欲しいものだ。

これまでに僕がスポーツ観戦をしていて、
しびれるように選手の一挙手一投足を
最初から最後までハラハラドキドキ見ていたのは、
そして、勝利の美酒に胸躍らせたのは、
今夜と1998年に横浜ベイスターズが38年ぶりの優勝を遂げたときだけである。

奇しくも先週、
予選落ちしたコースでの今日のラウンドで
今年のベストスコア77がでたのは
まさにダブルラッキーだった。
フルバックからのラウンドでこんなスコアは滅多にでることはない。
気負いがとれたからいいゴルフができたのだろう。
そういえば今夜のイレブンたちに気負いは感じられなかった。

ほどよい疲れと歓びで今夜は心安らかに眠れそうである。