ゴールデンバレーゴルフ倶楽部
ここは17番ショートホール
その向こうに見えるのが
黄金の谷の名物 最終18番ロングホール。
兵庫百景に数えられる東池の浮島が見える。
私がこれまでにプレーしたホールの中で
最も美しく、
最も戦略性が高いホールだ。
マリンブルーの東池は気候によってエメラルド色にも変わる。

ティーショットは17番ホールの池とつながる東池の浅瀬を越して
200ヤード以上は打たなければならない。
東池の左に沿ったうねったフェアウェイは
セカンドショットで再び池越えを要求する。
距離はキャリーで少なくとも170ヤード。
ショートすることはもちろん左右に逸れても池ポチャだ。
ピンまでサードショットの残りは約140ヤード。
やはりグリーンの右サイドはすべて池だ。

今日は自ずと体が池を避けたようで
空中でフックがかかり
左のガードバンカーにすっぽりと入ってしまう。
ピンまで約30ヤード 
10ヤードオーバーすれば池に落ちてしまう。
さらにグリーンに乗せても
ワンパットで沈めなければ
今日の握りの負けが決定する。

バンカーショットの感触はグッド。
ややピンハイだが3メートルにつける。
下りの軽いフックラインを読んでナイスパーセーブ。
西の山側からの強い日差しを浴びながら
充足した一日のプレーが終わる。

ゴールデンバレーゴルフ倶楽部
この18番フィニッシングホールを
パーセーブ あわよくばバーディーで締めくくれれば
もうなにもいうことはない。