仕組まれた会社更生法申請
事実上大手スーパーのマイカルが倒産した。
融資先のみずほグループが断を下したからだ。

マイカルの倒産など、取引先への支払いをつぶさに見ていれば明らかだったはずだ。

優良子会社のピープル、マイカルカードを売却したその年に倒産をすることなど通常ではあるはずがない。

不良債権を最低限に抑えてから予定通りの行動をとったのだ。

マイカルの社長など商売の全くわからない元警察庁OBだ。小売りのど素人に再建などできようはずもない。

マイカルの倒産はいち早く大手取引先が察知していた。今年になって突如取引を大幅に減少させたからである。

取引先の協力なくして売上が伸びようはずもない。倒産の理由を売上の減少としていたが、売れる商品がなければそれはあたりまえのことである。

また、痛みある倒産が仕組まれた。とっくの昔に倒産していて不思議でない、不良債権だらけのゼネコンは一体全体どうしてつぶれないのだろうか?

仕組まれた倒産劇によって、また中小企業の下請けがつぶされていく。マイカル専用の商品だけを作っていた業者が生きのびることはできない。

なぜ、ヤオハン、そごうと小売りだけが狙い打たれるのか、大元の不良債権処理は、もっともっと別なところにあると思うのだが・・・・・。

まあ、ビジネスは身の程をわきまえてやることです。調子に乗って、浮かれてやるものではありません。