マディソン郡の橋 終楽章
1995年、クリント・イーストウッドと
メリル・ストリープの共演で
映画化された「マディソン郡の橋」

どんなに離れていても、
あなたを感じる『永遠の四日間』は
映画のキャッチフレーズでしたね。


四日間の思い出を胸にそれぞれの道を歩んだ男と女。
子供たちに残された母フランチェスカの遺言状には
平凡な主婦として亡くなった彼女の激しい思いが綴られていた・・・・・。

これ以上言わなくても皆さんご存知ですよね。
原作、映画共にベストセラーとなりました。

僕は映画を観て、それから原作を読んだのですが、
映画のイメージが影響しすぎていて、
原作にはそれほど感動はしませんでした。

僕には初老のクリント・イーストウッドが
ロバート・キンケイドの役を演じたことが非常な驚きでした。
ダーティー・ハリーは見事にメリル・ストリープの
束の間の、永遠の恋人役を演じていたのです。
彼の元来のクールさが原作のピュアラブをいっそうひきたてていたのだと
今になって思うのはどうしてなんでしょう。


それから16年後の完結編の案内です。
以下はネットダイレクトからの引用です。

 68歳になったロバート・キンケイドは、すでにフリー・カメラマンの仕事を引退し、小島の小屋でつつましい暮らしをしていた。しかし、あの運命の4日間から16年経ったいまも、フランチェスカへの秘めた想いは消えることがない。それを確かめるためにも、最後にもう一度マディソン郡の橋を見に行こうと彼は思い立つ。運命の出会いと別れの後で、ふたりは何を思い、どのような歳月を過ごしたのか。大ベストセラーとなった『マディソン郡の橋』(文春文庫)の待望の完結編。