光と香りの瞑想
 揺れるキャンドルの炎を眺め、ぼんやりと一日を振り返る時間、心を空っぽにして、自分のいる時空とは違う世界に心を遊ばせる時間は、アロマキャンドルの香りが楽しいパートナーになるという。

 南の国にそこはかとなく漂う、誘惑されそうな花の香り。人の潜在能力を高め真実の感情を目覚めさせる力が存在する。マレー語で「花のなかの花」を意味するイランイランの花の香りに包まれて、自分自身を見つめなおすとき、情熱的で官能的なその花のように生きてみたい、という願いがわいてくるというまやかしみたいなセールストーク。

 だが、その原料となっているイランイランの花の育った風土、マレー半島の気候や光景、そこに住む人々を想い浮かべて、このキャンドルを見つめていると、セールストークがあながち偽りでもないように思えてくる。

 「ストロベリーポット」 http://www.cc.rim.or.jp/~s-pot/goods.htm