「ちきゅう」
やわらかな
恥らう丘の草原を
両の手で愛撫する
歓喜の風が
頬をなぜる
高らかに
命の息吹が
ぼくを貫き
ぼくは
永遠の愛の杭を
恥らう丘に突き立てる
忘れないで
ぼくは忘れないから
命は永遠にくり返されるのだから