「雨」
住宅街の脇道を走りぬける
雨が先を急ぐように降りだして
雨滴が視界を蔽う
飢えていた畑は活気づき
日陰にいた犬猫が這い出してくる
雨は瞬く間に空っぽだったバケツを満杯にし
雨樋の先は小川になる
カラスの羽はさらに黒さを増し
木々の緑は本来の色を取り戻す
雨音が風に舞い終演に向かう昼前

編集 風便り : これは情景詩のつもりで書きました。もし、流雲さんがそのように受け取ったのだとすれば、それは貴方の心の中のことなのではないでしょうか
編集 流雲 : 詩・雨を読み思う、貴女の心の中は嵐の海の中なのか・・・と!もしもなればガンバレ在るがままを受け入れて生きる事の意義を・・・