019「君を待つ」
階段の三段目に座って
君を待つ
約束したわけではないけれど
きっと
来るだろうから
ずっと待っている
ひとりで行くのもかまわない
そんなことも思ってみたけれど
この路から
一緒になるにしろ
別れるにしろ
もう一度君と話がしたくて
待ってる