嘘八百の世界に
家路を急ぐヘッドライトに
乾ききった夜風は
世の常 嘘八百を含ませ
テールランプの流れに
添って
町並みを彩っている

笑いは
ウソを含み
光は 増幅し
今日を偽り
明日へと続いている

わたし 同じように
流れている